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あり得ない日常#1~#20

 ここまで「あり得ない日常」の20話までご覧いただきました。
お読みいただきありがとうございます。

 柚葵ゆずきです。
ペンネームで本名ではありません。
作家でもなんでもなく一般人として書いています。

前作「続けますか?」

 本作は2024年1月28日に#1から始めましたが、その前に「続けますか?」というお話を先に投稿しています。

 ちょっと生々しいシーンがありますが、ぜひそちらから読んでいただければ、本作をより理解でき、お楽しみいただけるのではないかなと思います。

 こんな世界があったらどうなんだろうと、読み手によって様々さまざまなのではではと思うと、あまり適当では無いかもしれませんが、わくわくしてサクサク書けました。

 まだ、書きたいことはありましたが、この世界をそのまま引っ張るのは無理があるという判断から、翌日より「あり得ない日常」を書き始めました。

あり得ない日常

 主人公は「わたし」です。

 電気的な知識に強く、近代史にも興味が強い女性。システムエンジニアのようですが、設備を淡々と管理するくらいの簡単なお仕事。

 設備自体は難しいものではなく、自作パソコンがさらに単純化されたようなもの、ケーブルを繋ぐか外すかくらいの作業だが、それぞれの機械が何をやっているか、役割りなどの前提知識がないと壊すだけで務まらない。

 仕事とはいえ、毎日は出勤するという常識が取り除かれた社会。

 時間軸は22世紀まであと20年か30年くらい。

 様々な技術は発展したものの、より激しくなり続ける地球の気候変動に、より気を遣いながら生活をしなければならない世界。

 "自分が吸う空気を汚す矛盾"の中に人は生きる。

 ただ、そんなことも気にしていられないくらいに人生が激動するそれぞれの時間軸を生きる人たち。

 それぞれ何かを抱えながらも、本当に肝心なことは口にしない。

 ただ、社会も技術と同様に発展を遂げた。

 今のリアルな社会に生きる日本人にとって、これは羨ましい世界なのか、そうではないのか。

 理想なのか、悪夢なのか。

 主人公は普通に自分の"日常"を過ごす。

 近代史で彼女が知る過去の国のやり方への疑問と、その一方で技術を十分に取り入れた現在の合理的な社会。

 それこそ自分の生き方をそれぞれができるようになった社会で、よくわからないが彼女にとっては当たり前な感覚で見た物を突如とつじょ、語り始める。

 主人公は一体どこへ行ってしまったのか。

 なぜか色々な意味で、知り得ることの無い事を知ることになった主人公。
現実の理不尽と残酷さ。

 過去の失敗や犠牲を未来は活かすのか。
それとも無かったことにするのか。

 そもそも、彼女に何が起こっているのか。


 さて、ここまで毎日各話追加して参りましたが、#21以降は毎週土曜日の0時を目安に追加していくこととさせていただきます。

 ただ、その翌日にも追加するかもわかりません。

 つまり、毎週1話以上は追加するペースになろうかと思います。


 「あり得ない日常」はまだまだまだまだ続きますので、お付き合いいただけますと大変うれしく思います。

 それでは長くなりましたが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


 物語本編はフィクションであり、実在する人物や団体とは一切関係がありません。架空の創作物語です。


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