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男だけど・・・メイクに興味を持ちました

こんばんは
最近メイク男子って流行ってるそうですね。
コンビニにも男性用のBBクリーム売ってたりします。


三島由紀夫さんの『葉隠入門』の一文です。


『化粧用の頬紅などをふところに入れておくとよい。
ときによると、酔いざめか寝起きのさいなど
顔色のわるいことがある。
このようなとき、いざというときのために、
頬紅をとりだして付けたほうがよいものである。』


さらに続けます。


昔の武士は、切腹の前には
死んでも生気を失わないように
頬に紅をひき、唇に紅をひく作法があったそうです。
そのように敵に対して恥じない道徳は、
死のあとまでも自分を美しく装い、
自分を生気あるようにみせるたしなみを
必要としていた。
まして生きてるうちには、
外面の哲学の当然の結果として、
ふつか酔いの青ざめた顔は
武士としてのくたびれたありさまを
示すものだから、
たとえ上に頬紅をひいても、
それを隠しとおさねばならない。


以上、葉隠入門から引用しましたが、
これを読んで、本当に恥ずかしい
気持ちになりました。


今まで、くたびれ感出しまくって
生きてきた自分が恥ずかしいです。
武士だからではなく、
これは、営業マンにも通じる考え方だと思いました。
ときに寝不足になったり、
二日酔いで、
さえない顔の朝があります。
今まで、そのさえない顔のまま
平気でお客様に会ってたように
思います。


ファンデーションを買う。
ということも必要だけど、
ようは、たしなみを常に意識することが
大事ってことですよね。
食事したら歯磨き、
ワイシャツは、アイロンをあてる。
スーツのズボンには線を入れる。
ハンカチにもアイロンをあてる
ことと同じように、
自分の顔色にも気を配ることが
男のたしなみなんですね。


明日から、心がけたいです!!
しかし、ファンデーションを、買うのは恥ずかしい。

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