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ゆずの新卒VCの16週間目。〜推し、の解像度をあげよう〜

今村柚巴、新卒でVCとしての勤めてます。週報という形で自分にとっての学びなぞを描いていきたいと思います。

7月16日(火) 75日目

今日、就職活動の際にお世話になっていた方と久しぶりにお会いしました。

当時私は広告代理店一本就活!とにかく広告代理店と名のつくイベント交流会全てに顔を出し、ひたすらご連絡先をいただき、もう一度あってくださいと連絡する、ということをひたすら行なっており、そんな中でお会いした元電通のベテランの方にひたすら面談や相談をし続けてもらいました。

当時出てた博報堂のビジコン。懐かしい。

が、なんやかんやあり進路を大変更してから暫くはお会いできていなかったのですが。久しぶりにご挨拶をしに。

たまたまその中で私の今の仕事の話になり、ゲームの話になったのですが。

「約二年前からフォートナイトは1日2時間やるようにしている」
とのこと。

結局のところ1年目でできることはかなり少ないんだから、せめてできることを全部やれるように、相手と実直に話せるように、まずはそのものに興味を持てるように深く深く知っていこうとしていた。
自分は転職で入ってきたけど、1年時は部下にも上司にも敬語を使うと宣言して、とにかく資料の読み込みとインプットに当てて、6年分のインプットをし尽くしていた。

「今村さんはいい意味でもそうでない意味でもとても素直だから、そこが足を引っ張ってしまうこともあるから、何か1年間宣言(インプットに充てるので発言まで時間をかけます、等)をしてもいいかもね」

と言われ。
ちょうどここ最近、VCとしての仕事に入り込めば入り込むほど、自分の発言が大きな影響を及ぼすというシーンもあって、迷うこととか失敗した時のレベル感(影響値?)が大きくなってくることも直感してきて。

確かに私のいいところは直感的な素直な発言かもしれないけど、それによって信頼してくっる人がいるかもしれないけど、自分が素で墓穴を掘りまくっている可能性もぜんぜんあるな、と思うので、、(それが不安でもあるので)自分の動き方を決めて宣言するのはいいなと思いました。やろう。

7月17日(水) 76日目

面白法人カヤックの25周年記念イベントに行ってきました(鎌倉まで)

実はカヤックは昔就活時代に受けておりまして、インターン選考まで進んだんですよね(多分一番最終)ただそこで落ちてしまったのですが。

本日の主役note↓で選考かなり進んだ

当時約1週間鎌倉に通い詰めてインターンしていたので、担当の方などに一年以上ぶりでお会いしました。

そもそも連絡先も何も知らないので、今の仕事のことなど伝えられてなかったのですが、ちょうど直近で前に進んだことなども話すことかでき。
就活ってその瞬間では点の繋がりみたいなのですが、その先に繋がることばかりで、こればかりは時の運と、自分で人とのつながりとする!と言う心意気かなとも思います。

ただの就活の出会い、とするか、人と人が会うきっかけとするか。その受け取り方はそれぞれだと思うのです。

久しぶりに会社の展示を見たのですが、本職の横で電光掲示板を作っている人、ゲームを作っている人、いろんな人がいて、そんな「つくる人を増やす」という文化は心から尊敬するなと思いました。

7月18日(木) 77日目

毎週木曜日の朝勉強会!今週はZaimo AIの古城さんでした。

テーマは未経験から行うスタートアップ向けのエクセル事業計画書作り。

CF,BS,PLはなんだがふわっとわかった気でいるものの実際の作り方や役割は明記しづらい。特にスタートアップは。

とはいえ。

エクイティやデットを活用した資金調達のシーンや経営管理の時など、KPIを設定して追わないといけない際はエクセルを用いた自分の現在地への理解と将来像への解像度高めが必須になってきます。

ただ、ひとくちに「売上予測を立てて事業計画をエクセルに打ち込む」

というほど単純な話でもなく。

まずそれぞれの用途によって記載の方法が異なる。

エクイティ(株式)調達を見ている担当者は大きくリスクを取りつつも大成長する計画を知りたい。デット(融資)担当者はリスクではなく安定的な返済を求めている。それぞれ承認するのに必要な条件も気にしているものも全く異なるので、事業計画書作りにおいては戦略の取り方がまた異なります。(予実管理-実績値をベースにして考える方法ともまた異なる。将来を考える数値なので)

詳細は↑に載っています

ただ、自分たちも事業計画数値も見ている身からすると、めちゃめちゃおかしな数値ではない時は、起業家の今までの行動や性格タイプと今後の計画が大きく乖離しすぎていない限りその将来予測を信じることにしているので(これは今村のやり方)、とはいえ想像がつかないものに対して10億円売上ます!というならじゃあどう進めばいいか考えてるのかな?とも思うので、作って欲しいなと思います。

それによって「あ、この事業じゃだめかもしれない」と気づくこともあると思う。

Zaimoのサービスはエクセル的な事業計画書を超簡単に引けるようになるSaaSなのですが、こういったサービスが常にExcelの圧倒的強豪優位性に負ける中挑むとのことだったので、とっても応援します

7月19日(金) 78日目

投資先であるプロリーチの越川さんのオフィスに行くなどしてきました。

プロリーチは2021年(約3年前)に投資をした会社。改めて創業当時の話を聞いてみると、最初の創業メンバー6人は越川さんの友人。(800人くらいにDMしたり、エンジニアを探すために早稲田の理工キャンパスに潜入したり)

このやりたいことに向かう強さは圧倒的だし、その強さがある人でないとな、と思う。

最近、自分が出会った起業家の方が「なぜ推しか」を言語化していかないとな、と思っています。

それこそSkyland の投資先メンバーの方は、投資から数年立っていることもあって、「既にもうできている、すごいポイントがある」パターンが多いです。もうかっこいいし、真剣だし。

一方私たちが投資をするフェーズの起業家に関してはビジネスモデルもPmFしてないことが多いし、代表の人柄もだれが「特に良い」のかあまりわからない。

とはいえ投資をしたり、木下さん含め別のメンバーに紹介をするなら、「なぜこの人を紹介したいと思うか(もしくは事業内容がわからないことから判断を仰ぎたい)」かをしっかり明確にしないとだなと。

最近自分が、「わからないので人に頼る」ことをしがちになってしまっていたと思いまして。事業そのものの解像度の荒さは間違いないが、せめて自分の中でも事業に対する/本人の人に対する異常性は見つけられるようにしたいなと思ってます。

何かで(直接関係ないもの)1位になったことがある、とにかく人がいい、短期での成長率が高い、めちゃめちゃ一部領域に詳しい

というような異常性を見つけられるような、そんな顔合わせmtgにしたいと思います。そのためには私がまず詳しくなる必要性があると思っていて。だからこそまずはなんでも興味を持って手を動かさないとな〜と思ったものでした。

おまけ

土曜日、VCの方々と共にサバゲー(サバイバルゲーム)に行ってきました。

投資方針が多様なVC(ラウンドも興味領域も)が集っていたのですが、改めてVCって平和な仕事だな、と思いました。

おそらく他業種であれば、強豪他社でBB弾撃ち合ってわいわいしている人はいないんじゃないかと思います。

VCという、みんなでスタートアップを大きくするんだ、という共通目標がある業務だからこそ(あとある程度分散してる)こういう感じで仲良くなれるんだな。と。

あとやっぱり「遊び」の力はすごいと思います。

久しぶりにスタートアップの人と丸一日何も考えずにあ遊ぶ!ということをしたのですが、飲み会や交流会では得られないものがあるし、なんなら5回飲み会で顔を合わせるよりかなり距離が近くなる。

起業家もVCもですが、ちゃんとがっつり遊ぶようなきっかけを失わないように、大人すぎない動きができるようにしたいと思いました。(メリハリをつけたい)

「遊び」流れのゆるぼですが、9/23のロッキンという夏フェス(サザンオールスターズが最後の夏フェスとして出る会)にいかれる方はいますか、、今村一人で当たったので一緒に遊びに行ってくれる方欲してます、、

1週間の総評

推しをきちんと見つけて、その理由を明確に。そのために必要なものとして前提知識がある。

スタートアップの方!そうでなくても!今村と30分mtgしましょう。↑のURLよりお申し込みください。

SVでは毎週木曜朝8~9時に勉強会を行なっております!是非お越しください。

人生のターニングポイントをこのマップに刻んでいってください〜 https://universityofuniverse.net