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日本一周92 自分が本当に勧められるものを、勧めるの。

このnoteは…
ゲストハウスが好きすぎて47都道府県のゲストハウスとライブ配信、のちクラウドファンディングで100万円のご支援を頂きながら大学を休学せずゲストハウス日本一周をするノマド女子大生、ゆずの日本一周日記です。

高崎!前橋!桐生!

と、いうことで

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群馬にきとります。ゆずです。学校の提出物を提出してまいりました。このご時世にハンコがいる手渡し制度。何故なのだろうかと思いながらTOKYOのコンクリートジャングルに埋もれてきました。あー疲れた。(なんもしとらんけど)

で、今は何しとるんやと言われますと

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前橋のマックで最終ゼミ発表してました。

真面目かよ。真面目だよ。

ちゃんと色々やる系女子だよわたし。群馬まで来てもちゃんとゼミに貢献するんだから。まあそれはそれとして。

今から行くのは桐生にあるゲストハウス、krohokakes。黒保根にあるのですが、その前に前橋に立ち寄り。というのも友人がNHK前橋支局で働いているのです。その子とお昼を食べに前橋の

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登利平へ。

友人曰く「群馬で一番幅利かせてる弁当屋」

ならしい。なんかヤクザみない?そんなことない??ヤンキー集団なの??

まあとにかく例の幅利かせとりめしをね、食べたんですよ。

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こりゃ幅利かせるわ…

ちょっと贅沢なモモとムネのあいのこセット。まあうまいよね〜ですよね〜

あと地味にタレが染み込んだご飯が美味しかった。うな重とかもさ、そこが一番美味しい節あるよね?ね?

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あ、ちなみに私の友達がめちゃくちゃ可愛いからみんな見て。ディレクター様にブログ面白いって言ってもらえたぞ!嬉しい!(すぐ調子乗る)

で、宿のある水沼駅につながる鉄道、わたらせ渓谷鐵道に乗る為、桐生駅へ。きた

もの


その時時間15時前。なんと次の電車が16時50分という地方あるあるの本数の少なさをブチかまされ、発車までの時間を今日の宿のオーナー兼地域おこし協力隊の岩崎さんにご紹介いただき、「桐生市民活動センターゆい」にて色々お話を伺うことに。

「あ、お邪魔しま〜す、、岩崎さんに紹介されてここでお話しを伺おうと、、」

と、センターに訪れていたおっちゃんが

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くださった。

唐突な優しさにびっくりしているうちに、

「じゃ、呼び出しくらったから!」

とおっちゃんは風のように去っていった、、

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え、えーといまの方は、、

「あ、あの人ね、この辺の商店街の理事。

(((理事)))

絶対めっちゃ偉い人やんけ、、なんなん、、やば、、

唐突な謎の出会いにおっかなびっくりしつつも、このゆいのことをセンター長の近藤さんに聞いてみる。

「ここはさ、電車で桐生にきた人が一番最初に訪れて観光案内を聞いたり、地域活動やまちづくりをしたい!っていう人のハブ的な位置づけの場所なのよ。だからレンタサイクルも貸すし旅人の情報提供もするし、地域おこし協力隊の人もここにきたりさっきみたいに商店街の人もきたりとか、、」

つまりは、この街をアクティブにする活動拠点、的な感じなのかな

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できる女性感がバリバリの近藤さん。

おしゃべりしてると、たまたまセンターに置かれていたクッキーが目に入りました。

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「え?このクッキーってなんのものなんですか?」

「ここにある電車で、わたらせ渓谷鐵道ってあるじゃない。本数めっちゃ少ないと思うんだけど、あの電車がいま廃線危機なのよ。でもそんなのはもったいない、という人たちが立ちあがって、クラファンで900万集めたりしててさ。で、このクッキーを100枚買うと電車の枕木が一本寄付されるっていう運動をしてて。」

す、すげえ

あまてらす鉄道に出会ったときも感じたけど、こういった電車のファンのアツい想いって本当にすごい。

「でもさ、一人でクッキー100枚ってなかなか難しい話じゃない。だからうちではみんなで合わせて100枚買おうっていう形で購入してポイントを置いてってもらってさ。今でもう10本くらいは寄付できたかな」

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小学生の頃のベルマークを思わせる取り組み。みんなの力が合わさってて素敵です、、

そうそう、そんなことを話していると、岩崎さんが桐生まで来てくださることに!それまでどこに遊びにいったらいいでしょうか、、?と聞くと

「あ、あれじゃないかな〜entoと、ふふふっていうボードゲームカフェがあるよ」

そう教えてくれたのはなちねえさん。彼女も彼女でこの近くで鶴、舞うというゲストハウスを運営してる。

「カレーも曜日限定でそのentoで作って売ってるよ〜」

多職種すぎて意味分からんレベルなやつやん。。

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ドイツ留学を高校でしたり、その後好きすぎてワーホリにドイツに行ったり(つまりはトリリンガル。やべえって)なひと。絶対サバサバ仕事をこなす女オーラが凄い。これは姐さんや。。

ゆいを後に、entoへ。

駅から出てすぐ。本当に徒歩1、2分のとこにありました。

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entoはこの建物にあるコーヒーショップ、セレクトショップ、カレー屋さんの総称。その中でも今日はオープンしてまだ三ヶ月のセレクトショップ、sunsへ

入ると人のいいお姉さん、まいさんが話しかけてくれました。(なちねえさんがアポ取ってくれた、、!ありがとうございます)

彼女は本職がデザイナーさん。このお店は彼女が旅先で見つけたいいものを発注して売っているんだそう。

たくさんいいものがあるからとりあえず箇条書きいたしますと。

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さらしでできたキッチンペーパー。何度も使うことができてエコ。しかも体に毒なものがない。

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木から作ったバターナイフ。ちゃんと切りやすい。

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牛の角を使って作成されるアクセサリー。本来ハンコに使われる角の歯切れをこうして活用していっているんだとか。

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薬膳を使った、体に効能があるチョコレート

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乳酸菌で作られた甘酒

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世界の映画館が特集された写真集。

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端切れから作ったショーツ。はらまきにもなる。

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知り合いの農家さんのハバネロソース。ロゴも彼が描いたんだとか。

とにかく、ひたすらたくさんのものたち。そしてここにしかなさそうなものたち。

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「全部ね、実際に一度私が試してからここに出してるの。何も知らないものをお勧めできないし、旅先でであって、いいなって思ったものを少し買って、実際に試して。それでも本当に買いたい!勧めたい!っていうものだけ更に仕入れてここに置いていってるの。」

本当に使ったことのあるものだからこそ、本当の言葉でおすすめできる。まいさんのひそやかなこだわりが素敵なお店でした。

entoを後に、次に紹介されたお店、ふふふに。

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絶対にこの世にない、しかし読めるロゴ、ふふふ。

お店の中に入ると

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す、すごい量のボドゲだーーーーーー

さすがボドゲカフェ、、めちゃめちゃ大量にいろんなボドゲが。

ここのお店のオーナー、大小(たいしょー)さんが。

「よく来たねー。縫い物する??」

ぬ!?

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ボードゲームカフェでの斜め上すぎるご提案にあたふたしてると

「僕は本来はデザイナーなんだ。洋服のデザインしたりアーティストに提供したり。で、機織りが盛んなこの桐生に移住してきた。このミシンはね、横振りミシンっていって、刺繍のミシンなんだけど自動で進んでくれない。自分の手で動かし続けなきゃいけない、かなり珍しいミシンなんだよ」

そ、そんなミシンが、、!

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試しに縫ってみてくれました。スラスラっと縫ってしまう。すげえ、、

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「じゃ、やってみていいよ」

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いざ

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ドドドドド

あのですね、これ、経験者はわかるのかなと思いますが

死ぬほどむずい

もうまじでむずい。全然思った方向に進んでくれないし、ちょっととどまるといと通しが擦れて千切れる。なんやねんこれ。くそむずいやんな

格闘しつつも、完成いたしました

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ズギャアアアアアアアン

「鳥と人とりんごです」

「と、鳥、、、?」

鳥。

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この辺鳥。

微妙に頭を抱えらえた気がしたけど、多分気のせいだろう。これは鳥。これは鳥。

「こんばんは〜来たよ〜」

近所の呉服屋さんのデカさん(ケイジさんが本名だからデカ)さんがここでやって来たのですが

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「これ、鳥に見えますよね!?」

と開口一番聞くと、心底困ったような顔をしていた。そんなに変な質問したんだろうか。

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これみがあると思う。おやすみプンプン。読んだことないけど。あたた。

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ぽけっとしてるといそいそと大小さん、布を裁断し

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缶バッジグー的な機械に入れて

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幼少期にちゃおを読んでいた私世代はだいたいわかると思うが、紙からバッジを作る夢のような機械である。クリスマスに欲しかったやつーーーー友達が持ってたやつーーーー

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おしゃれバッジの完成よ(*ゝωδ)⌒☆

でもこれはかなり嬉しい。嬉しくて速攻つけた。

「このふふふっていうのはさ、ボドゲカフェだし、ギャラリーだし、縫い物のワークショップもできるし、自分の好きなことを十人十色にやって、ふふふって笑えるような場所にしていきたいんだ。つくる、学ぶ、遊ぶ、をテーマにしてて。」

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そう言いながらおもむろにベンチのペンキを塗る大小さん。

と、そこに

「こんばんは〜」

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本日宿泊するゲストハウス、krohokakesのオーナー、岩崎さんと、地域おこし協力隊の仲間、小島さんが!

せっかくいらっしゃってくれたし、みんなでボードゲームをすることに!

これはatekkoというゲームで、自分のカードに書いてある内容を質問してって当てるゲーム。インディアンポーカー的な。的な。

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これは電動で飛んでくる飛行機のおもちゃから自分のコインを守るゲーム。いやこれ説明むずいのでググってください。くるりんパニックで検索検索ぅ!

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これらをアイスを食べながらやるという贅沢。これは近所の美味しいジェラート屋さんのヘーゼルナッツほうじ茶ジェラート。この店のアイスはおろしてるから食べられるらしい。

そういえばゲームって人の性格が出ますよね。小島さんは全然攻撃しないで守ったり、デカさんはコツをつかんでたり、岩崎さんは攻撃ガンガンしたり。

あ、私?そりゃ永遠と攻撃してましたよ。はい。

。。。

。。。

(((気づけば11時)))

おい、、恐ろしいだろ、、俺ら、お酒を一滴も飲んでいないんだぜ、、

ここのポリシーとして、お酒は置かずにそのままの楽しさを続けて欲しい、ってのがある。あとボドゲは酒入れると弱くなるしね。(そこ)

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閉店ギリギリまでいたらショップカードならぬ、ショップ駒をいただきました。本当にボドゲの駒を作ってる会社に作ってもらったんだって。す、すげえ。可愛い。

「桐生はね、本当に面白いよ。ただの地方都市と思っちゃいけない。stカンパニーと、パーべイヤーズには行ってみな。まだまだみんな気づいていないけど、気づいてる人はこの街のすごさに気づいてる。」

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不思議な一言を残しつつ、大小さんは手を降ってくれました

大小さんは、この街が全ての作業をひっくるめて行っていることから移住を決めたらしい。糸から、製造から、関西まで。そんなところ、なかなか無いんだとか。

そして、宿はここから車で30分行ったところの黒保根市。もうこの時間だと空いてるとこはすき家くらいだな、とすき家へ。

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超久しぶりのすき家。私もですが岩崎さんは同じくらい懐かしがってました。

「俺ここにくる前は渋谷に住んでたんよ。だからすき屋も鳥貴族も、もうほんっとに懐かしい。」

そう、このオーナーの岩崎さんは渋谷で営業マンをしつつ、DJやファッションが趣味な、ザ・都会的な男性。いやいやどーしてそんな人が地域おこし協力隊に??

「昔日本一周したことがあって、そこらへんから地域起こしって仕事には興味があったんだ。それで。」

な、流れが読めん、、

とにかく詳しいことは明日伺うとして、ひとまず今日は遅いし寝ることに。

黒保根はもうどうしようもないくらい寒かった、、はああ、、

続く!

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