ノマド女子大生日記12 寺は、まちのキーポイントだと思う。

さて、不意にお誘いいただき、お寺に行くことに。

最近気付いたんだけど寺ってまちづくりの非常に大切なキーワードだなと。

この記事で書いた藤源寺も然りですが、寺には不思議な、人を集める力がある。

最近いろんなコンセプトというか、おもしろごと的なものがある寺があるんだけど

気仙沼の寺子屋をやる寺、藤源寺とか

雲毛山藤源寺

最近は東京の北区でピアノのある寺を見つけてしまった。

なぜ寺はそのような「ちょっとおもろい場」の舞台になりがちなんでしょうか。

ずっと昔から日本人のどこかに根付いた感覚があってのこととかなのかなんなのか、わかりませんが何かそんなパワーはある気はします。

まあとにかく。

やってきました玄性寺。

福井駅の近くのお寺。鯖江から車で30分くらい。

見た目はフツーに大きめのお寺。

一緒に行ったなつきちさんのご友人、大ちゃんさんのお寺です。

入り込むと大ちゃんさんが早速案内してくれて、奥のお部屋に連れて行ってくれました。

と、いきなり

「コーヒー飲む？」

え、あ、はい飲みます、、

ぐるぐるする森さん

ひきたてのコーヒーを頂きました。美味しい。

なんていうかねえ、森さんってすごく動きを写真に収めたくなるような人。

一つ一つがチャーミングなんでしょうか。ついつい写真を撮りたくなるひとです

文豪みがすごい

コーヒー飲んで、何をするでもなくグダグダと時を溶かす瞬間。

のんびりと過ごすこの一瞬一瞬そのものはそこまで何も生み出さないかもしれないけど、すごく時がゆっくりすぎて行ったのです。

と、不意に森さんが縁側に座布団をおきに行きまして

寝る。

つられて？ですがみんなも寝る。

最終的にですがなんか、懐かしめのホームドラマみのある風景が出来上がるという。どないやねん。絶対兄弟やんな。。

ちな、これは撮ってる側の私

まあこんな瞬間を過ごしてる時、不意に誰かが

「この瞬間がすごく好き。みんなが、それぞれに自分の時を楽しんでいる感じで。」

と呟いたんです。

それがなんかこう、すっごくしっくりくるような気がして。

と同時に今しか考えられない感情だなって。

東京で複数人がいて、静寂だと、何かどこかその瞬間を断ち切らなきゃいけないというか、変化を起こさなきゃいけないというようななんとなくの感情に引っ張られてしまうことって、あると思うんですよね。

でも別に、ここはそうじゃない。

それぞれが過ごす時の大切さを互いが尊重し合っている。

そんな瞬間って、本当はとっても尊いことだったんだ、って、気付かされる感じ。

ふと不意に、そんなことを思ったりもしたのです。

そーいえば今日の学び。

ご飯のいい食べ方。

大ちゃんは、以前自分の体を自分で健康にできるようにするために、という講演をされている方のお話を聞いたらしい。

そこの受け売りの受け売りなんだけど。

ご飯を消化する液体で一番強いのは唾液ならしく。そこを無理くり胃液とか小腸に落としてるから、自分にとって正しくない体重になるらしい。ほう。

から、めっちゃくちゃ噛んで、口の中でもう溶かし切るくらいにしてから胃に落とせば、負担がかかりづらいんだとか。

で、お腹の負担があんまかからないと、それぞれの然るべき体重になる。

一人一人決まってるそうです。適正体重って。

だからダイエットとか、本当はしなくてもいいんだと。

から、ゆっくり食べなきゃなと。ダイエットって所詮は普通の生活を変化させちゃってるしなぁ。

で、その後何をしたのかと言われると、なんもしてない。

ただボードゲームをしたり

あーそういえばお腹すいたねというと超美味しい中華紹介されて行ったり。

（看板的に）紹介されないとわざわざ絶対入らない系の中華。

だがしかし絶品である。

しかもオススメの品が

・天津炒飯・油淋鶏・青菜炒め・鶏肉とカシューナッツ炒め・エビ卵閉じ

という、なんともいえぬ準レギュラー系のラインナップ。

でも、どこかそれがメインに頼んでみると間違いなく美味しいというか。

当たり前すぎてひっそりしてるけど美味しい、っていうこの子たちを勧めてくる大ちゃんのセンスに乾杯でしたね。

そうそう、そういえばこの寺にいることをツイートしたら

たいちゃんによろしく頼むぜ。

— 山本 雄士 / KOREWOKINI (@Yuji_Yamamoto) May 2, 2021

全く旅とか、地方とかとは違う、国際交流関係の先輩からまさかのつながりがあることを知り。

まじで日本は狭いなと、、だし、大ちゃんは本当にいろんな文脈を持っていて、あちこちの好きなことの人が癒しを求めて集まってくるお寺なんだなあ〜と、ひしひしと感じましたとさ。

福井に入って二日。

東京は、ちょっと人に背伸びをさせてしまう。でも、ここにきて行きてると、あ、全然ゆっくり生きてもいいんだ。て。それがとっても幸せなことだな。って、思ったな。

そんな感じ！

さーて、明日から鯖江を離れて今庄だ！楽しみ。