ノマド女子大生日記1 自分にできることを、考えようか。
このnoteは…
オンラインで大学に通いながら休学しないで日本をうろうろし人生にうろうろするノマド女子大生、ゆずの日々の日記です。
はい、てなわけで、
前回のnoteでも言いましたがゆず@ノマド女子大生は日本のあちこちをうろうろしながらオンライン大学生しようと試みています。
旅中は毎日書いてましたが、不定期でもちゃんと日々を伝えられるように。
できるだけこのnoteに迷いとか喜びとかを生のままでぶちまけていきたいと思います。
今お世話になっているのは気仙沼の杉浦一家の皆様。
以前気仙沼にフラフラ遊びに来たときにリノベを手伝い、
そこのオーナーをしていらっしゃる美里さん及び恵一さんに
こんなメッセージを送ったところ、
いいよ!と快く迎え入れていただきました。
初日は着いたらもうめっちゃ夜だったので寝るだけでして。
朝
AM5:00
気仙沼に着いて約9時間後
車に乗り
登山。
まさかの気仙沼最初の思い出は登山。
そう、今日は四月一日。毎月一日には杉浦家一家でご来光を長めに安保山に登山するらしく。私もそれに着いていかせてくれました!
お子さんの男の子2人と女の子1人の杉浦一家。私が朝からボロボロなのに対しみんな元気です。もうすごい。ババアは限界だよ…
長男、いい写である。
でもやっぱり山頂は綺麗。お写真を撮らせていただきました。
杉浦恵一さんは気仙沼のシェアオフィス、co-baを経営したり、毎月11日に灯りを灯す「ともしびプロジェクト」を行ったり、、(実は私も具体的に何をしているかちゃんと分かれてない)けどすごい人。今後明らかになると思いますもっと。
奥様の美里さんは「森のおさんぽ会」や「旅する学校」など、ママさんや子育てに関する活動を行なっている(これまた深いことすぎて深くは私も分かれてない)お方。
2人とも震災直後から気仙沼で活動を始め、移住された方で、私のような若いけど何か気仙沼でやってみたい、という子の相談に親身になってくれて、この度はご縁あっておうちに居候させていただけることに。
私のような子がたまにふらふらとやってくるらしい。みんな集まるんやな。。
山に登った後、お家に戻ったところで美里さんが
「今日、寺子屋行くけど一緒に行く??」
と。
て、寺????
あまりわからず行きますというと
めっちゃお寺。
寺子屋、ガチで寺でやってました。嘘やろ。
曹洞宗藤源寺というここは一ノ関のお寺。住職の良規さんがもともとイベントとして子供達対象に寺子屋を開催していたのが、「もっとふらっとお寺にくるような、たまれる場的な感じになるといいよね」ということで平日週に二回、開催することになったそうです。
子供達が自由にいろいろ遊んでいるので
とりあえずスナイパーやっときました。
無駄に似合う服装で来ちまった…
ここは寺子屋というけど特にこれを勉強しよう、とかがあるわけじゃなくて。
お昼ご飯でおにぎり握ったり
これはばっけ味噌といって、東北弁でふきのとうの味噌のこと。参加者のママさん、かなえさんのお手製。
味噌につけて焼きおにぎりしたり
みんなでワイワイご飯を食べたり、
スキニーで
畑を
耕す。
そんな感じで時がすぎて行きました。
すごい。。。私。。
めっちゃ遊んでるけど大丈夫かな。。。?
気仙沼に来て早1日。丸一日子供と遊んだりなんだりしかしてねえ。。
ここに来て、「目標を定めずにやってくる」怖さをなんとなく感じたというか。今までは「日本一周してるんです!」という大義名分があったから(なのかわからないけど)どうにか説明がついたけど、いまの私はなんでここに来ているのか、なんの役にこの先立てるのか。
ましてや旅暮らしをして行くにあたりずっとご好意にお世話になり続けて、自分のお金くらい稼げるようにならなきゃなんじゃとか、
もやもや、もやもやしていて。
ふと、目の前にいた良規さんに聞いてみたんです
もはやブッダである
「こう、今後色んなところを点々と暮らしたくて。大学生をしつつでもできる新しい暮らし方を模索して行きたくて。
でも、どこか地域に入り込んで行くには、自分のして来たことをさらに伸ばすにはお金とかに変えていけるような、自分で生きられる力が欲しくて」
「なるほど。じゃあさ、何ができるの?」
えっ
「自分のできることを可視化できるようにしてみなよ。それは文字を書きますでも、草刈りしますでも。なんでもしますな人にお願いしたとしてこれはできるできないがあると、やっぱりお願いする側も難しい。なんとなくでもわかった方がいいよね」
「別に、小さいことでもなんでもいいんだよ。誰かが困ってて、それを助ける。その対価として優しさだったりものだったりお金があるだけだから。それを可視化できるようにすればいい。」
旅が終わってしばらく、歯がゆかった。
今まではクラウドファンディングという形で、ある意味夢に期待してもらって投資してもらって、たくさん動いていたし、本もちゃんと時間をかけて作っていた。
頂いた優しさには到底見合わないかもしれないけど、自分なりに返せるものは返していこうとしていた。
でも、本当に自分の足で立って行くと決めた今。
ノマド女子大生、としてできることを模索しなきゃいけない。誰かのためではなくそれを通して自分自身のために。
それが定住なのか多拠点なのか、関東なのか地方なのか。わからないまま動いてるし、自分にはこれといったスキルはない。仮にあっても、気づけてないのはいかがなものなのだろうか。
なんとも言えない不安を少しでも整理していこうと良規さんは思わせてくれました。
「また一ノ関にも!車くらいは使えるものを用意しとくよ!」
と、言ってくれました…ありがたい…
畑の横に生えてるわさび菜を取らせてくれました。だしにつけると美味しいんだって。知らんかった、、!
家に戻ってとりあえずつけました。ありがとうございます、、!
そんで、夕ご飯。
良規さんがくださったお弁当をおかずとともにつつきます
わいはこれで大丈夫なのか…という不安のまま話してると美里さんが、
「そう言えば、さっきいろちゃん(鬼可愛い長女2歳)にみかん剥いてくれたでしょ?ありがとうね」
え、いやいやむしろ私今日できたこと洗濯とみかん剥きくらいで、、何もできていなくて、、
「例えばさ、私は普段仕事を家でやってるから、普段私1人だと仕事したくてもみかん剥いて、って離さなくなっちゃうから仕事に戻りづらかったりするのね。だから、ちょっとのことでも助かってる。ありがとうね。」
その言葉に、すごく救われて。
私は今後何をしていこうかもわかってない、正直ぶれぶれの大学生かもしれない。
でも私ができることが少しでも増えるのなら。それで誰かのためになっているのなら。
例えば、おにぎりをにぎってみる、とかの気づかない小さなことでもちょっとずつでも自分のできる幅を増やして生きていきたいと。
そう思うのでした。
続く!
(あ〜続くっていうの久しぶりや、、!)
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余談
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