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食の自給自足


父の単身赴任と、妹が地方大学に行ったことで、母とふたり暮らしになってから、料理を少しずつするようになってきた。それまでは、お恥ずかしながら、お弁当程度は作るが、自炊の習慣はなく、いつも両親に任せっきりだった。

ここ最近は、週1、2回は母の負担を減らすためにも、夜ご飯を作っている。

初めは、慣れないことで手際が悪かった。
包丁を持つ習慣もないため、「猫の手」に違和感があり、具材を切るのも遅かった。今では、「猫の手」も様になってきたことだろう。

料理をするまで、どのように調理をしているのか謎が深かった、アスパラもブロッコリーも今では食べられる状態にできる。
酒、みりんを使いこなせるようになった。
ホワイトソースを自作できるようになった。
卵料理やおひたし、カレーなど簡単なものしか作ることが出来なかった私からは、考えられないほどの成長を、ここ1、2ヶ月で遂げているといえる。

ありがたいことに、食育の家(を母は自称している)で育ったせいか、野菜を摂らないと、どうしても体の調子が悪い気がしてしまうし、外食が続くと、謎の罪悪感がある。そして、出来合いのものは塩分が多めなので、太る。
将来、ひとり暮らしをする上で、特に新卒1、2年目は給料も低いだろうし、自炊しないと貯金もできず、厳しい。正直、ひとり暮らしをする中での1番の懸念点であった。
きっかけは何であれ、自炊できるようになって本当によかったなと思う。

今日も、夜ご飯を作った。
ぶりの照り焼き、大根おろし、ほうれん草の胡麻和え、冷奴、しじみと水菜の味噌汁。

せっかくなので写真を載せようと思ったのだが、なんせ、ただの家庭料理なので、写真の見映えが悪い。

今日は今まで写真を撮り溜めてきた中でも、映りがよかったものを1枚載せようと思う。

キムチチャーハン、梅きゅうり(夏っぽい!)、大根と水菜のサラダ

料理スキルをあげられるように、食の自給自足を続けていきたいと思う。


(おまけ)
この間、町中華では無いけれど、彼と餃子の王将に行って、念願の中華をふたりで食べた。

彼が、天津炒飯を勧めてくれて食べた。美味しかった。小さい頃、甘酢の天津飯を食べてから天津飯に少し苦手意識のあった私。今回は塩だれにした。美味しすぎた。なぜこれまで食わず嫌いしていたのだろう。ハマりそうだ。またすぐに食べたい。

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