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アイドルという存在


私は、記憶に残っている限りでは、小学校低学年の頃にはアイドルが好きだったように思う。

今まで、アイドルに私は支えられてきたと強く思うし、ずっとずっと憧れの存在だ。
アイドルを応援することで、日々活力を貰っていると実感するし、どんな時にも全力でパフォーマンスする姿には、尊敬の念しかない。



小中学生の頃、AKB48や乃木坂にハマったことがきっかけで、何となく、ずっとアイドルに対する憧れがあった。明確にアイドルが凄いと感じるようになったのは、欅坂がきっかけだった。

あれは、私が中学3年生の、風に吹かれてもの時期だった。
私は、その時期、男性声優さんに熱中していて、梶裕貴さんが欅坂の番組である、KEYABINGOに出演するとのことで、初めて欅坂に触れた。そこから、本格的に欅坂のパフォーマンスも見るようになり、ハマっていった。

風に吹かれてもの時期から、櫻坂の改名も見守ってきて、かれこれ6~7年くらい応援してきたことになる。

私は石森虹花ちゃんを推していたこともあり、改名の時期はかなりしんどかった思い出がある。度重なる、スキャンダルと卒業。正直降りようかとも悩んだ。でも、パフォーマンスの力強さや表現力、楽曲の良さなど、魅力があるグループから離れることにどうしても抵抗があって、虹花ちゃんの卒業後は、関有美子ちゃんと武元唯衣ちゃんを推すようになった。関有美子ちゃんを好きになってから、本格的に、配信を見たり、現地参戦に行くようになった。

そこから、関有美子ちゃんが卒業することを知り、また降りようか悩んだが、ちょうど3期生が入るタイミングが重なったこともあり、遠藤理子ちゃんに出会うことができ、今では遠藤理子ちゃん最推しで応援している。

幸阪茉里乃ちゃんは、私と同い年ということで、親近感からも、気づいたら好きになっていた。

大沼晶保ちゃんは、ユニゾンエアーのリアルイベントに行くことをきっかけに好きになった。たまたま、期間が合って走ることが出来、奇跡的に当選したので、会いに行ったのだが、とにかく美しかった。リアルで会ってしまったら、好きになってしまう。

奇跡的に、彼を櫻坂の沼に落とすことに成功して、3rdアニラから現地参戦を果たしている。今週末の東京ドーム公演にも、彼と共に参戦する予定だ。

今まで書いてきたように、推しが卒業しても、また新しい推しができ、ずっとグループを追い続けている。アイドルという存在が好きなのだと思う。

アイドルがここまで好きで、私自身、アイドルを目指すことはしなかった。
勿論、小中学生のときに、自分がアイドルになる想像をしたことがない訳では無い。
容姿や歌声、ダンススキル、全てがアイドルになるには不十分だから、なることを考えなかったというのもあるかもしれないが、それよりも、青春をアイドルに捧げられるという愛の形ではなかったのだと思う。
中高生の多感な時期に、一般的に思い浮かべるような青春を送れないこと、繊細な自分が批判の的になること、アイドルは恋愛禁止にも関わらず、性的に見てくるファンがいない訳では無いこと。その全てが私には耐えきれない。
だから、同じ女性として本当に尊敬している。その全てを覚悟して、アイドルという世界に飛び込み、ファンに笑顔を与えている姿が。
その姿と、私の現実の中で、理不尽なことがあったときに、推しと私を重ね合わせて、戦友のような気持ちで応援しているのもあるかもしれない。

私は22歳になり、もうアイドルの世界では、加入することが出来ない(坂道グループでは少なくともそうである)年齢に差し掛かった。

自分自身がどこまで、アイドルヲタクでいるのかは正直分からない。でも、学生時代にずっと憧れ、応援することに青春を捧げてきたことは、一生忘れないと思う。

私は2次元ヲタクでもあるが、青春を捧げてきたゲームは、男性アイドルのゲームだ。
そのゲームも、欅坂と同じ時期あたりから、時々休みつつ、続けてきた。

根っからのアイドルヲタクなのだと思う。

最近、僕が見たかった青空の楽曲を聴くようになったりと、また新しいアイドルヲタクの扉を開きかけているが、いずれにしても、私の日常を彩ってくれている、アイドルには感謝しかない。

私に1つの青春をくれてありがとう。

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