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110.【Jリーグ】Jクラブのスポンサーのメリットとは

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!

栗原です。

プロサッカークラブの主な収入源はチケット、スポンサー、放映権、マーチャンダイジングの4つです。
中でもスポンサーはプロサッカークラブにとって必要不可欠であり、スポンサー収入がクラブ経営を支えているといっても過言ではないです。Jクラブの場合、多くのクラブの全体の収入の50%近くがスポンサーからとなっている場合がある。

スポンサーを受けるメリット

クラブが企業からスポンサードを受ける最大のメリットは、まとまった金額の収入を安定的に得ることができます。
チケットやグッズの収入もありますが、安定した収入とは言えず、チケットに関しては、スタジアムのキャパシティもあるので、安定とは言えない週になっているからです。
スポンサー料は、経費を少なく抑えることもできるため、利益率も高いのが特徴です。

現在、J1クラブのユニフォームの胸や背中のスポンサーは1億円~3億円前後となっていることが多いです。川崎フロンターレが公開している資料によると、2020シーズンの同クラブの公式戦ユニフォームスポンサーとして、背中にロゴを掲出できる金額は2億5000万円とのことでした。川崎の公式戦ユニフォームでは1番安いパンツへのロゴ掲出で8000万円となっている。同シーズンの川崎の公式戦のユニフォームスポンサーの金額を全て合計すると7億円を越えており、ユニフォームスポンサーだけでも非常に多くの収入を得ることができます。

スポンサーの数や金額が選手を獲得する上で非常に重要で、チームの補強にも大きな影響を及ぼします。
そして、クラブがスポンサードを受けるメリットは安定した収入が大きいですが、その他にも、大企業や数多くの企業がスポンサーについているというイメージアップにもつながります。

スポンサードする企業側のメリット

金額が億単位や数千万単位のものから数百万円や数十万、数万円のもの、物品などを無償提供するいわゆるサプライヤーの形など様々だ。そしてその目的も企業の露出を増やして認知度を上げることや経営の解決に直接的につなげることなど、複数あるかもしれないが、費用対効果が期待できるかどうかです。当然、クラブへのスポンサードは企業にとってビジネスであり、ボランティアのような慈善ではないため、費用対効果は非常に重要になってくる。

クラブの所属カテゴリや知名度によって程度に差はあるが、Jクラブのスポンサーになることで得られるメリットは複数あります。その1つに企業名の露出機会の増加がある。露出の仕方については、ユニフォームや練習着でのロゴ掲出をはじめ、ガンバ大阪のダイヤモンドパートナーを務めるパナソニックのように、ホームスタジアムへの企業名の掲出といったシンプルで分かりやすいものもある。

他にも期待できるのが、企業のイメージアップです。Jリーグクラブのスポンサーということで企業にも箔がつき、信頼度や好感度が増すことにもつながる可能性があります。更に、Jクラブはホームタウンを設定し、ホームタウンに貢献することが求められます。全てのJリーグクラブは、県名や市区町村の名前がクラブ名に入っており、ホームタウン地域との関係は切っても切り離せません。ホームタウンと共に企業・クラブがあると言っても過言ではないです。
そんなクラブの活動をサポートすることで、それが地域の貢献に繋がり、社会貢献にもつながっていくと考えられます。

最近では個人スポンサーも可能なクラブも

少額でのミニスポンサーやファン・サポーター個人がクラブのスポンサーになることができる「個人スポンサー」だ。Jクラブのスポンサーになるには金額が高いというイメージを持っている人も少なくなくないはずです。

最近では1万円〜5万円からなど少額からスポンサーになることができるクラブも増えてきています。J2の東京ヴェルディも、グリーンパートナーと呼ばれるパートナー制度で1万円から10万円のメニューを設け、金額に応じた特典を受けることができる。中小企業で売上規模の少ない企業やクラブに貢献したいという熱い想いを持ったサポーターにとっては、このような制度があることでクラブをサポートしやすくなること間違いないでしょう。

多額のスポンサーを集める子は難しいチームにとっては、少額からのメニューを設けることで、ハードルを下げ、スポンサーになる企業を獲得しやすくなるケースが多く増えてくるのではないでしょうか。

このように、スポンサーという認識が少しずつ変化してきています。
地域貢献や社会貢献、地域と共に根ざしたスポンサー、チームであることがお互いにとってWIN-WINの関係であると感じます。

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