コロナに罹った人の深刻な後遺症 〜集中力と〇〇〜
新型コロナのワクチン、ジョンソン・エンド・ジョンソン(以下J&J)も治験開始したとのこと。しかも1回の接種で効く可能性があるワクチンらしい。これで治験してるのは現在4社目かな?
なんにせよ、苦しんでいる人が全世界でたくさんいるし、未だ怖くて外出を控えて不安になっている方も多いから、どこの製薬会社でもいいから一刻も早くワクチンの治験完了して、効果が実証された状態になってほしい。
コロナに罹った知人の深刻な悩み
ぼく自身はコロナが流行り始めた時に、「万が一感染した時、自分は正直どうでもいいけど、ぼくからお客さんに感染させるわけには絶対にいかない」と思いまして。だから外出するのを基本的にストップしてたわけですが、やはり知り合いの中にはそんな簡単に外出をストップできない仕事の方もいらっしゃった訳で。
案の定何人かの知り合いが5月頃にはもうコロナに罹患してしまい、回復はしたものの未だに後遺症で、脱毛(というよりは薄毛?)に悩まされているとボヤいていた。
正直なところをいうと、
コロナでハゲが後遺症とか、明らか関係ないだろ
って思っていたのだけれど。
勝手な憶測でものをいうべきではない、と反省して少し調べてみたら、確かに「コロナの後遺症で脱毛した」というケースが20%くらいの人にみられるらしい。そして「コロナの後遺症で集中力が低下している」というケースもみられるそうだ。
コロナの後遺症ってどれくらいあるんだろう
現状では回復後2ヶ月経っても、87.4%の元患者が何らかの症状を訴えているんだそうな。
特に多いのは倦怠感・呼吸困難。
その他として、関節痛、胸痛、咳、嗅覚障害、目や口の乾燥、鼻炎、結膜充血、味覚障害、頭痛、痰、食欲不振、ノドの痛み、めまい、筋肉痛、下痢など様々な症状が。
集中力低下はどの程度の頻度で起きているのか
脱毛、記憶障害、睡眠障害、集中力低下といった症状が後遺症として報告されたのはフランスなので、日本とはもしかしたら違うかもしれないが、実際に身近なコロナ感染者が悩んでいるんだから、信ぴょう性は高い。
集中力関連の後遺症はどの程度か、というと、対象者120名でのリサーチの中、34%が記憶障害、31%が睡眠障害、28%が集中力低下、という結果だった。
今後もまだ感染は続くだろう
ワクチンが完成しても、ここまで蔓延しきったウイルスはそう簡単には撲滅しきらない。もしかすれば日本だけならなんとかなったとしても、間違いなく全世界の(ましてや発展途上国の貧困層にまで行き渡るほどの)ワクチン量は生産が追いつかない。
そしてそうこうしているうちに、冬が忍び寄ってきている。
インフルエンザ然り、呼吸器感染系のウイルスの本領発揮の季節だ。
冬に密になる、といえば大学受験の会場などだ。今年から各大学も、入試を数回に分けて分散したり、共通試験1回で判定するようにしたりと、できる限り会場を密にしないよう方針を立てているが、それでもおそらくまたぶり返すのではないだろうか。
集中力の低下は仕事や学習の質を大幅に低減する。
感染からの死亡率が低い日本にとって一番怖いのは、もしかするとこの後遺症かもしれない。
ぼくは脱毛も怖いけどね。
感染しないのが一番いいのは当然だが、罹らないようにするには、やはりできるだけ感染するような可能性のあるところに行かない、だ。
仕方なく始まった新しい生活、そろそろ慣れてきてはいるものの、油断した時こそ一番危ない。
皆さまコロナに今一度気をつけて、明日も1日集中力低下にならない、健康な生活をお過ごし下さい。
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