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【私的読書生活】たぶん読書はRPGだ

カバー画像は、今日の夜読もうと思って、手元に積んである本たち(の一部)。

歴史系が多いのは、中高生の頃からの歴史好きと、大学もその分野だったからかと思う。

じゃあ、私が今、仕事や日常で歴史の知識を使うことがあるか?

ほぼない。

そもそも私が選ぶ本は、基本的には今役立つ情報でないものの方が多い。

自分の仕事分野の論文を読む方が、今役立つだろう。

もしくは身近な法律関係やメンタルヘルス、副業や投資など、学んだ方が良いことは山ほどある。

でもそういう本にはあまり食指が動かない。
(たまに必要に迫られて仕方なく読むけれど。)

今、自分が興味あるとして、新書マップで検索したのは以下のようなラインナップ。

裁判員制度
クラシック音楽
日本古代史

とまぁ、見事にバラバラ、笑。
そして裁判員制度はともかくとして、役にたつかどうかはわからないものたち。
(あ、裁判員も選ばれてません、笑)

でもそういう、すぐに役には立たないかもしれない。けれど気になるものを読むことにこそ心惹かれる。

もっと自己啓発書やビジネス書を読めば、できる社会人になるかもしれない。
ベストセラー小説を読めば、話題を提供できるのかもしれない。

そのどちらにも向いていない自分の読みたい本探し。

何のために読んでいるのか?
自分でも不思議に思うことがなくはない。

それぞれの分野を極めるほどじっくり読み込むわけでもないし、そもそも読み終わったら忘れてしまうことも多い。

でもその時、興味を持ったことについて、本に向かうことが好きなのだ。

本で知るのはインターネットで調べるのとは一味違う。
もちろん普段はWikipediaや知恵袋も使うし、とても便利だ。
でも何か気になったこと、それについての本を読むのは、便利さとは対局の高揚感がある。
わかりにくいことも、スパッと答えが出ないこともあるけれど、本の中、文字の羅列を彷徨う中で、不意に目からボロボロと鱗がこぼれ落ちる。

それは、探していた宝の鍵を拾うような、次の世界への入り口を見つけるような、そんな喜びだ。

例えると、RPGの楽しさかもしれない。

本の中には無数の世界があって、一つを攻略すると、次の世界への扉が開く。

好きなジャンルはあるし、確かによく読む(私にとっては歴史系)。それは攻略に慣れているからであって、他のものも試してみると面白かったりする。
普段はFF派だけど、たまにはドラクエもいいみたいな。

つまり自分にとって、読書は、ゲームをしている感覚に近い。

だから現実には役立たないかもしれないものを読むことが多いわけだ。
だってゲーム、異世界だもの。
あんまり現実に近かったら面白くないじゃない。

読書をすることで、世界を旅することができる。
フィクションはもちろん、ノンフィクションでも。

その世界を旅する自分は勇者ではないかもしれないけれど。
でもきっと何かに出会うことはできる。
もしかしたらそれはすごいお宝かもしれない。

さあ、今日も、本の世界に旅立つことにしよう。


ふと、なんでこんなに本を、雑食に読むのが好きなのか、考えてみた雑記でした。

最後までご覧下さり、ありがとうございました。 どうぞ素敵な読書生活を👋📚

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