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樹田 和(いつきた なごむ)
2022年4月17日 22:02
昔の知り合いに、ジャンルは違うが、クリエイターとして、メジャーな場面で活躍している人がいる。活躍を羨む気持ちがないと言ったら嘘だ。同じ若かりし日には、それぞれに創造することを目指し、夢見ていた。その頃にもっともっと小さな舞台ではあるものの、評価されたのは自分の方だったなんて、昔の微かな栄光に縋ろうとする。向こうはもう私のことなどおそらく忘れている。そして私も出来るだけその人の様子を
2021年4月4日 23:03
縁とは不思議なものだ。いくら血が繋がっていても、どうにも反りが合わないことがあれば、初めはすれ違っただけなのに、いつしかなくてはならない存在となることもある。私と連れ合いは出会い方が違えば、こうして生活を共にすることはなかったであろう。そもそもただ同じコミュニティに所属しただけの存在に過ぎなかったかもしれない。それが今や誰よりも長い時間を一緒に過ごす人となっている。そのこと