ルポルタージュ本にハマる

最近ルポルタージュ本を読むのにハマっている。

きっかけはKindle Unlimitedで出てきたこれ。

ルポ歌舞伎町

著者自身が歌舞伎町のヤクザマンションに入居し、トー横キッズやキャッチ、風俗嬢、ホストといった世界を追求していく。関西住みにとってはあまり馴染みのない地域だが、あまりにおもしろく寝る前に一気読みしてしまった。

この著者、前作では大阪西成に住み込んで「ドヤ街生活」をする本も書いている。すご。

ルポ西成　七十八日間ドヤ街生活

そこから色々と探し見てると、こういうジャンルの本めちゃくちゃあることを知った。

引っかかったらこうなった 悪徳業者とガチ対決

借金を返すためにマグロ漁船に乗っていました

潜入ルポ 経験学歴不問の職場で働いてみた

どれも読み応えある。テレビの密着取材と同じような臨場感。少し古い本も混じっているけど、それはそれで当時の様子が分かって面白い。

実際に話しを聞くだではなく、自分でも体験する。そしてその空気感を伝える。これが究極の取材だと思った。当然だが1〜2時間ちょっと話して終わるのとは密度が違う。尊敬。

自分もできる限り取材時の体験、感覚を共有できる記事が作れるように頑張りたい…

世の中知らないことだらけ。そんな世界を疑似体験できるって、文字ってほんとに偉大なメディア、発明だとしみじみ感じる。