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パニックで不安感の時の過ごし方

パニック症に不安感は付きもので、パニック発作中に出てくる
「このまま倒れたらどうしよう」
「息苦しくて死んでしまったらどうしよう」
の他に発作中以外でも不安が襲って来る時期がありました。
今日はそのことについて書いてみたいと思います。

パニック症が急性期だった頃、朝方になると早めに目が覚めて、その瞬間から漠然とした不安と恐怖が襲って来て、バクバクバクと動悸がする毎日が続きました。 
じんわりと冷や汗が滲んで来る感覚もあって、
「起きるのが怖い」
「長い1日が始まるのが怖い」
という感情が出て来ます。
「今日1日家事と仕事ができるの?不安…長い1日ちゃんとを過ごす事ができるのだろうか?」
と言った感じです。

ですが、シングルの私は
「早く起きて子供達のお弁当を作って、お風呂とトイレ掃除をして洗濯物も回して干して会社へ行って働かないと生活ができなくなる!」
という義務感と焦りから気力を振り絞って起きていました。

頭も体も重くて鉛のよう
全然テキパキ動けないし、何からしたら良いか頭も回らない
そうしてると焦って来てまたバクバクして変な汗もじわり
「どうしよう、どうしよう」
という不安が襲って来て立っているのも辛い

そんな時はどうして乗り切っていたかと言うと、
「目の前のことに集中してひとつずつ片付けて行くんだ」
と考えるようにしたんです。

大丈夫。ひとつずつこなしていけばいい。
同時にあれもこれもしようとしなくていい。

お弁当箱にご飯を入れる
ボウルに卵を割って混ぜる
卵焼きを焼く
など、行動を細かく分けてそのことに集中しました。
お湯を沸かす
ココアを入れる
パンを焼く
そうしながら朝食を食べていると少し落ち着いて来ます。

焦らなくて良い
目の前の事をひとつできたらオッケー
それができてから次の作業に入る

このやり方で少しずつ1日を乗り切ることができました。
良かったら皆さまもお試し下さい。


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