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「M 愛すべき人がいて」の親切なヤバさ

昨日なんだか話題になっている「M愛すべき人がいて」が放送されていたので、なんとなく最後まで見てみた。

感想としては、視聴率というか、いかに多くの人に見られるかを徹底しているドラマだなあと思った。

どんどん人から人へ拡散してもらえるように人に伝えたくなるヤバさをとてもわかりやすく作っている。

親切なヤバ。


予算も時間もあまりなさそうだが、その中である程度のクオリティを出してくる。作っている人がよほど低予算、短時間で仕上げられる豪腕なのだと思う。

映像を作って人からお金をもらうのはこれくらいできないと難しいだろうと思った。

だがもっと大きな視点で言えば、これで日本のドラマがいい方向に向かっているとは思わない。
親切なヤバほどダサいものはない。こういう番組やネットニュースなんかのPV数稼ぎを見ていると、資本主義が文化をのっとって台無しにしてしまうその瞬間を見ているよう。

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