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【今でしょ!note#83】 人生の幸福度を上げるお酒の飲み方

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

「酒は百薬の長」といわれるように、昔から適度の飲酒が健康によいという話がありますね。しかし、アルコールは摂取量に関わらず有害であるという研究結果が「ランセット」という医学雑誌に発表されたようです。

一滴でも飲めば有害ということですが、私もお酒は大好きなので、飲み方にメリハリを付けようと思っています。
ポジティブな飲み方とネガティブな飲み方を自分の中で切り分けできていることが大事なのかな、と考えています。

ポジティブな飲み方

私にとってポジティブなお酒の飲み方は、「時間あたり充実感・幸福感を高める飲み方」です。
具体的には、次のようなシーンです。

  • 大好きな友人、家族と一緒に飲んでいる時間

  • 昼飲みなど、明るい時間から飲んでいる時間

  • 音楽を聞いたり、旅行などで自然の中に身を置きながら飲んでいる時間

これらが何故楽しいのか、「楽しい」と言っても幾つかパターンがあることに気付いたので、紹介していきます。

ポジティブな発想の連鎖が生まれるお酒

自分と価値観が合う人たちとポジティブな話をしながらお酒を飲むのは最高ですね。
楽しい発想、やりたいことが次々と浮かんできます。
もちろん飲まなくても、ポジティブな人との会話というのは楽しいのですが、それを助長してくれる効果がお酒にはあるように感じます。

これまでワクワクするようなアイデアが浮かんでくる瞬間を振り返ると、大抵は気の合う人と飲みながら、自分がやりたいことを話して、それに対して相手からリアクションをもらって、そこにヒントを得て、アイデアを昇華させるみたいなことができていることが多かったです。

仕事においても、早い時間に切り上げてしまって、軽く飲みながら緊張感が溶けた状態で議論している時のほうが、会議室で真面目な顔で話しあっている時よりも、より柔軟な発想で質の高い結論に至ることが多い実感があります。

以前、東南アジアを中心に仕事をしていた時には、夕方くらいに上司に呼ばれて、宿泊していたホテルのラウンジで仕事の打ち合わせをすることが多かったですが、そのうちにラウンジのHappy hourの時間になり、軽く飲みながら仕事の話をしている時が、最も質が高い議論ができました。

ホテルのラウンジという普段と違う環境で、綺麗な夕日に照らされながら、お酒を飲んで緊張感を軽くほぐされている、ということが、大きな要因だと感じています。
何か考え事をするときは、環境を作って、自分の気分を乗せて上げることが大切だということを身をもって理解した原体験になっています。

普段の自分をメタ認知できるお酒

海外旅行や国内の自然豊かな場所に行って、普段とは異なる時間の流れ方、空気の中でお酒を飲むのもこれまた最高ですね。

これは、心がリラックスしたり、何もせずぼけーっとしたりすることで、普段の自分を客観的に捉えることができ、心に多少の余裕が生まれる時間だからと考えています。

3月に、家族旅行でメルボルンに2週間ほど行く予定にしているので、ヤラバレーのワイナリーなどを調べていましたが、美味しいワインがあるのはもちろん、こんな自然の中でワインが飲めるということに、今からテンションが上がっています。

バンコクによく行っていたときは、休みの日に昼から道端の店にふらっと入って、シンハービールやチャーンビールをよく飲んでいました。
東南アジアの勢い感じるバイク音や暖かい気候の中で、Tシャツ短パンで飲みやすい薄口のビールをゴクゴク飲んでいるあの時間も最高でしたね。

普段の小さな悩みなんてどうでも良くなって、ただ暖かい気候と風を感じながら気分良く飲むということが、なんて幸せなことなのか、とそれだけで感じられました。
このトピックには直接関係ないですが、気候と国民性って絶対関連ありますよね。東南アジアが好きなところは、全体的に楽観的な人が多いところですが、あんなに毎日暖かくて開放的であれば、そういう人格になるよな、と納得できます。

美味しい食事を楽しむお酒

最後は、食事やお酒そのものが美味しくて、それだけで幸福感を得られるパターンです。
20代までは、あまり美味しい食事や酒にそこまで興味がなく、適度な値段でそこそこ美味しいものが食べれればいいや、という発想でした。

ただ最近は、量よりも質を重視する傾向に変わり、いろんな場所に足を運び、そこでしか食べれないものや飲めないものを味わうこと自体が超幸せなことだと感じています。

人生の残り時間を考えた時に、体力があって何でもできる今のうちに、できるだけ美味いもんを食べて、飲んで、今を最大限楽しもう!という発想になってきたのもあります。

遠い将来のご褒美を期待して今は我慢するよりも、今を精一杯生きている自分に対して、常に最高のご褒美をあげ続けたい。
そんな気持ちで美味しい食事とそれに合うお酒をこれからも楽しんでいきます。

ネガティブな飲み方

逆に、自分がネガティブな飲み方をしていると感じる時間は、極力減らしていきたいと思います。
減らしたいと考えているネガティブな飲み方は、次の2つです。

  • 気の合わない人とのお酒の席

  • 仕事で疲れている時のお酒

気が合わない人とのお酒

最近はほとんどなくなりましたが、これは時間の無駄でしかないので、絶対に避けたいところです。

昔は、仕事でこの人と仲良くなっておけば何か役立つことがあるかもしれない・・と考えて、サラリーマン精神で行きたくない飲み会に参加したりしていたこともありました。

ただ、今振り返っても、行きたくない飲み会に行って、自分がその後「行ってよかった」と感じたことは全くありませんでした。
そもそも気が合う人は、お酒なしでも十分に気が合うことが分かります。

お酒を飲まないと打ち解けられない人であれば、それはそもそも気が合わないということなので、お酒の力を借りてコミュニケーションを活性化するというのは、根本的な発想が違うと考えています。

仕事で疲れてスッキリしたい時のお酒

仕事で頭が疲れて、スッキリしたいからビールを飲みたい!ていう時はありませんか?

自分の中で最近理解できたのですが、仕事で頭が疲れている時にビールを飲みたい!っていうのは、ビールが飲みたいのではなくて、炭酸が飲みたいっていう感覚であることに気付きました。

思い出せば、サウジアラビア出張中はアルコールの代わりに毎日炭酸水を飲んでいましたが、それで十分にリフレッシュできていました。

ここ数ヶ月、仕事で頭が疲れたときに飲むものをビールから炭酸水に変えているのですが、十分にスッキリ感を味わうことができています。ダラダラ毎日アルコールを飲むことがなくなったので、よく眠れるようになり、お酒を飲むことで疲れることも減ったので、ベースの頭がスッキリし、全体的な生産性が上がった感覚があります。

まとめ

お酒は一滴でも飲めば体に有害という研究結果は信じながら、私は「自分の人生の時間の充実感・幸福感に繋がるかどうか」を軸に置いて、メリハリつけた飲み方をしていきたいという考え方に至っています。

自分の好きな人と、美味しい食事を食べながら、ポジティブな会話・発想をする、日常のバタバタから少し離れて、リラックスした時間を味わうための適量のお酒は、今という時間の幸福度に繋がるので、これからも楽しんでいきたいです。

それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
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