実際に使われている標準的な「Twitter運用マニュアル」を解説します

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ブログやオウンドメディアを運営する際に避けて通れないのが、TwitterなどのSNSアカウントの運用です。

Googleは「SEO対策としてTwitterやれ」と公式のYoutubeチャンネルで表明しており、オーガニック検索からの流入を増やすためTwitterアカウントの運用は重要です。

出典：Google webmasters　SEO for startups in under 10 minutes

では具体的に、Twitterのアカウントの運用を任された担当者は、何から始めればよいのでしょう。

弊社では、私が個人的に運用しているTwitterアカウント（安達裕哉Books&Apps）を含めて、多数の企業Twitterアカウントを運営しており、そこに対して、ある程度誰が運営してもそれなりの成果が出るように、マニュアルを整備し、担当者への教育を行ってきました。

もちろん「マニュアル」で記述できることには限界があり、すべてのケースに対応できるわけではありません。
しかし、「ひとまず一通りのことに対応できる」「無難に運営できる」という基準を満たすようにすることは、こうした標準化が役に立ちます。

本稿では、先述した担当者へ教育し、運用しているTwitterアカウントの「運用マニュアル」を記述し、解説します

０．前提

まずTwitter公式の発信する情報を参考とし、Twitterの仕様を理解すること。Twitter公式の主張のまとめは、以下の項目を参照。

Twitter公式コンテンツが述べる「フォロワーを増やす方法」
出典：https://business.twitter.com/en/blog/how-to-increase-twitter-followers.html

トレンドの話題をTwitterに組み込む方法
出典：https://business.twitter.com/en/blog/how-to-incorporate-trending-topics-into-your-twitter-strategy.htm

Twitter画像の4つのすべきこととすべきでないこと
出典：https://business.twitter.com/en/blog/do-dont-twitter-images.html

コンテンツカレンダーに沿った投稿を行う方法
出典：https://business.twitter.com/en/blog/month-of-tweet-ideas.html

マイクロインフルエンサーを見つける方法
出典：https://business.twitter.com/en/blog/micro-influencers-and-where-to-find-them.html

（上記事のダイジェスト、エッセンスなどの情報は次の記事を参考：【59】公式コンテンツが語る、Twitterに関しての「噂」ではない「ホント」の推奨事項１８項目）

１．目的

Twitterアカウントを効果的に運用し、以下の成果をあげる

1.自社発信のインプレッション数を伸ばす（→　発信者として認識してもらう）
2.フォロワーを増やす（→　固定の読者を増やす）
3.ブログ・または自社サイトの訪問者を増やす（→　外部に誘導する）

解説：
まず最初に「成果」を定義し、Twitterアカウント運用の目的を共有します。

Twitterの成果には３つの段階があります。
それは、
１．ツイートのインプレッション数（表示回数）を伸ばすこと
２．フォロワー数を増やすこと
３．自社のメディアや商材のページに誘導すること
です。