Yuya Suzuki/鈴木 雄也

PVやインプではない情報の価値指針を作りたい🌍地方テレビ局➡︎ハフポスト➡︎新聞社 で「報…

Yuya Suzuki/鈴木 雄也

PVやインプではない情報の価値指針を作りたい🌍地方テレビ局➡︎ハフポスト➡︎新聞社 で「報道」「広告営業」を経験。「バズる」ため“意義を考えず生成されている情報”に注目が集まるネット上の仕組みを変えたいと研究活動中。🏅某新聞社主催"スタートアップ&ベンチャー向け"イベント企画開発担当

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今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

SNSは個人情報の問題や詐欺広告などの問題も指摘されますが、使い方次第では分断を乗り越える力にもなるなど、社会を良くする視点もありそうです。また「アイドルテック」という新たな潮流に関する記事も興味深いものでした。 ①肩書きが多彩な人に学ぶ「副業」は本業の片手間でやるものではないー複業家を名乗る男性の話が素敵でした。 -千葉県印西市に住む中村龍太さん(60)の肩書は多彩だ。ソフトウエア開発のサイボウズ執行役員、フリースクールを運営する一般社団法人理事、自身が立ち上げた会社の

    • ウェブ業界の当たり前な常識に思う

      ウェブ業界に初めて足を踏み入れた時、そこにある「当たり前な常識」に、とある違和感を感じたのを覚えています。 人によっては「何を今さら」と思うことかもしれません。が、前回書いた「本を読む時間はないのに、ミームを見る時間はあるモヤり」からもう一歩思考を深めて、改めて「ウェブ業界ってそもそも…」というところにフォーカスします。 ウェブ業界は「これ」で儲けている私が初めてウェブ業界に足を踏み入れたのは、社会人歴10年目を迎えた年でした。それまでテレビ局の、いわゆる「現場仕事」に向

      • 今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

        多くのユーザーから忌み嫌われ、その存在を否定されることも多かった「インプレゾンビ」。その当事者に直接語りかけ、ヘルシーな投稿へと促そうとする勇者が現れました。その手があったか!と、これまでその発想に至らなかった自分が恥ずかしく思うほど、感銘を受けました。インターネットはインタラクティブ。誰とも簡単に繋がれる自由な空間だという基本を思い出させてくれるニュースでした。 ①Forbesの地方自治体支援の取り組みForbesの自治体との連携協定を結ぶ動きが素敵です。メディアがしっか

        • 本を読む時間はないのに、ミームを見る時間はあるモヤり

          「本を一冊も読まないという人が、この5年で急激に増えているー」 つい先日、そんなニュースが駆け巡りました。 記事の要点は以下。 2008年から始まった調査によると、「1ヶ月に一冊も読まない」という人が、前回までは5割弱の水準で推移していました。それが今回、いきなり6割越えまでアップしています。 そういえば最近、「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という本も話題になっていましたね。 今回は、そんな「本を読まない人が増えている背景」について、詳しく分析してみました。

        今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

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        • 【情報通信を取り巻く】ニュースまとめ
          10本
        • 情報的健康
          9本

        記事

          今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

          Amazon創業者のジェフ・ベゾスが、スマホの使い方についてある「マイルール」を定めているそうです。曰く、その習慣によって、一日の集中力や思慮深さが劇的にアップすると。情報的健康の必要性は、老若男女問わずすべての人に共通しそうです。 ①巨人に挑む、中小連合の図。その争いは、表からは見えづらい裏舞台で繰り広げられている。 -巨大企業を指すビッグテックに対し、成長途上のスタートアップを代表する「リトルテック」が政策を動かす勢力として米国で浮上してきた -巨大な資源を持ち優位な

          今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

          今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

          海外の調査によると、メディア業界で働く人々のメンタルヘルスが「際立って深刻な状況」と。曰く、燃え尽き症候群の蔓延が見られるそうです。この背景には何があるのでしょうか。その他、ニュースアプリを通じて「出会い」のマッチングを生み出す新たな取り組みや、社会的な「分断」に対するアプローチについての話題などなど。 ①ウェブ広告はコカインやアヘンと同じ?ウェブ広告費が、コカインやアヘンに次ぐ反社会的勢力の資金源に?企業にはアドフラウドへの正しい理解と、適切な対策が求められています。

          今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

          TOEICの目標スコアを達成した平凡な会社員の話

          足掛け8年、留学経験ナシの会社員が、ほぼ独学で、仕事もプライベートもこなしながらようやく目標スコアを達成しました。 TOEICは決して才能ではなく努力の積み重ねだということ。また、仕事やプライベートをおろそかにせずとも…たとえ片手間でも、それなりの点数(850点レベル)は必ず取れる、という話をつらつらと書きます。 TOEIC勉強開始〜挫折まで留学経験なし。親も親族も全員、地方育ちの日本人。業務で英語を使う機会は皆無な、日系企業勤め。 …そんな平凡な純日本人の私がなぜ、TO

          TOEICの目標スコアを達成した平凡な会社員の話

          今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

          AIブームで大量のデータが流通することとなり、アクセスが一気に集中する年末には「あけおめメール」の自粛依頼もありうる、と。。そのほか、AIによる「調査報道」や「スキルチェック」など、AIがらみのニュースには事欠きません。また、働き盛りのビジネスパーソンに「孤独」が広がっているという話題や、「嫌な仕事を断り続けたらどうなるか」という実験に真面目に取り組んだ学者チームの記事など、とても面白いニュースが盛りだくさんでした! ①「ライバル潰し」をプラットフォームは黙認削除要請があれ

          今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

          今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

          東京大学・鳥海研究室発AIベンチャー、TDAI Labさんによる「石丸旋風」分析によると、実は「なんとなく」支持していた人が多かったと。意外性があり非常に興味深いです。そのほか、ビッグテック同士が「裏で手を組んでいた」疑惑に関するスクープ報道に、東京キー局が主導するウェブニュース改革、さらにメディア史に残るかもしれない、プラットフォーム事業者による「ジャーナリズム支援基金」創設決定のニュースなど、注目の話題が目白押しです。 ①衝撃スクープ…ビッグテック寡占の闇フィナンシャル

          今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

          「ニュース」と「ニュース風動画」の差は何か?徹底検証してみた話

          どうでもいい日常をニュース番組風の紹介するYouTube動画が話題です。「新しい私服を購入した」「為替投資で65円儲かった」など…これがまた本当にくだらなくて、面白い。エンタメとして楽しむだけならそれでいいのですが、ふと、疑問に思いました。「これが本物のニュースになれない、決定的な違いは何なのか?」ーこんなことにマジメに取り組むこと自体が、すでにくだらないのですが笑、今回、徹底的に検証してみました。 そもそもニュースとは何かどうでもいい日常を「ニュース番組風」な動画として投

          「ニュース」と「ニュース風動画」の差は何か?徹底検証してみた話

          今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

          オリンピックで一躍話題となった「無課金おじさん」。情報社会の生き方にも通じるライフスタイルのヒントをもらえる記事は秀逸です。その他、「SNS中毒で学力ダウン」や「暴動にSNSが加担か」といったSNSに絡むネガティブなニュースと、それに対する「免許制度」や「AIシステム開発」など、画期的な対策に関する話題も目白押しなラインナップです。 ①SNS中毒で学力ダウンスマホ依存やSNS中毒は、学力にまで影響を及ぼし始めています。特に若年層に対しては、健康栄養教育と同じレベルで指導して

          今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

          今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

          スマホ依存の娘との壮絶な闘いの記録についての記事は、読み応えあり、考えさせられました。スマホやSNSを手放すことはもはや考えられませんが、その仕組みや向き合い方は、常に改善を繰り返していく必要がありそうです。 ①スマホ依存の娘との壮絶な闘いの記録読み応えあり、考えさせられました。 ーSNSの開発者たちが娘の次のスワイプを操作していることも、彼女の「人間としての未来」が最高入札者に売られようとしていることも、それで人類史上最も裕福な企業が潤っていることも私は知らなかった ー

          今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

          大量の情報を、ひたすら浴び続ける生活習慣リスク?の話

          私はこれまでのnoteで、「選挙とアテンションエコノミー」の分析や、「ネット三大悪」の考察などを経て、ネット空間ならではの課題の整理と、向かうべき方向性を検討してきました。 ただ多くの人にとって、「そもそも現状のままで何がダメなのか」というのが、いまいちピンとこないのではないでしょうか。そこで、こうした問題を私たち自身が少しでも「自分ごと化」できそうなデータを集めてみました。 2000年以降、人の集中力の平均持続時間は12秒から8秒に低下したマイクロソフトが行った調査によ

          大量の情報を、ひたすら浴び続ける生活習慣リスク?の話

          今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

          ウェブコンテンツにも食べ物と同じように「ラベル」をつけませんか?…そんな動きが出てきました。また今週特に気になったのは「国際標準」のニュース。「ルールは守るものではなく作るもの」という、意識の大転換が求められています。 ①AI時代の「100%AI不使用ラベル」ここでも食のアナロジーが活きています。 ー「オーガニック食品ラベル」のデジタル労働バージョンだ。「100%AIフリー認定」である ーオーガニック食品ラベルは、質の悪いものに対し、質の高さを示すためのものだった。ところ

          今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

          「記者」という職業が今、帰路に立たされているという話

          先日、お世話になった先輩と久しぶりにお会いする機会がありました。その先輩は、全国紙でバリバリ働く優秀な記者でしたが、少し前にその仕事を辞め、今は全く別の業界で働いています。時を同じくして、「毎日新聞が富山から撤退」という衝撃的なニュースも…。 先輩の苦労話や、毎日新聞のニュースを見聞きする中で、「記者」という仕事が今まさに大きな岐路に立たされているように感じます。たくさんの「ヤメ記者」の方のnoteや、その他ネット上の情報からもヒントを得ながら、考察をまとめようと思います。

          「記者」という職業が今、帰路に立たされているという話

          今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

          「記事のうちオリジナル(独創的)でない部分について、ニューヨークタイムズは著作権の侵害を主張することはできない」と主張するオープンAI。あまり考えたことがありませんでしたが、一本の記事の中で「完全にオリジナルです」と自信を持って主張できる範囲って、実はそれほど多くはないかもしれないな、とも思います。興味深い訴訟です。 ①今のAIは「ライト兄弟の飛行機レベル」使う側も、いろんなことを試していきましょう。 ーいまのAIは飛行機の歴史でいうと、ライト兄弟がやっと飛行に成功したぐ

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