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◆其の8:私の原体験から学んだこと

今日は、高校時代を振り返って「起こること全てに意味がある」と思った体験について書きます。

私は小学1年から中学3年までの9年間、サッカー漬けの毎日を過ごしました。
小学1年から、学校の部活とは別に地域のクラブチームにも属しており、さらに家でもずっと兄とサッカーをしていた少年時代でした。
戦績もそれなりに良く、個人としても、チームとしても良い思い出しかありません。
勿論、そんな私は高校でもサッカーを続ける気でした。

しかし、そんな私に両親から、「お金が掛かることもあり、高校では特待でないとサッカーを続けさせることは出来ない。」と言われました。
中学2年の後半ぐらいだったと思います。
この時はある程度の自信があったこともあり、その事実を受け入れて、志望校でサッカーを続けるために一層 サッカーに打ち込みました。

しかし…
結果的に志望校から特待を貰えずに、高校ではサッカーを辞めることになりました。
しかも、サッカー以外に何もやっていなかった私は、勉強で進学できる高校も殆どなく、仕方なく家から一番近い高校に行くことに。

実は…
サッカーに本気で打ち込んでいた私にとって、このことは大きな挫折でした。
サッカーを辞めて、更に行きたくもない高校に通ってる自分に情けなさを感じる毎日でした。
この時は、劣等感からサッカー仲間に会うのも嫌なほどでした。

しかも、当時通った高校は所謂
どちらかというと田舎のヤンキー高校で、全く高校に馴染むことも出来ず、そんな私は全てが"マイナス思考"で家に引き込もりの毎日でした。
今思うと、たったこれだけの事でと、本当に情けなさを感じますが。。。
狭い世界で生きていました。

ーーー

そんな私を兄が救ってくれました。
当時、高校卒業後 仕事で東京にいた兄が心配し、私を東京に呼び出し大学に行く事を勧めたのです。
実は、私の家族も、そして高校に於いても、大学に進学した人なんておらず、私自身も大学進学なんて考えたこともありませんでした。

しかし 当時は心の何処かに、このままではマズイという気持ちがあったのか大学進学する事を決めました。
このきっかけを兄が与えてくれました。大学受験の半年ほど前のことです。

大学進学を決めてからは、人生初の猛勉強をしました。
高校の授業が終わっても、私一人で学校に残り続け勉強する毎日でした。
勿論 周りからは冷たい目で見られたりもしました。
それでも結果的に、希望の大学に進学することができました。
四年生大学への進学は、高校では数年ぶりだったみたいです。


私の人生に於いて、大学進学したことは大きな分岐点でした。
会う人の人種が変わることで自分自身の考え方なども全てが変わった気がします。
そして、私が今ここに居るのも、大学進学あったからです。
当時はサッカーを辞めたことで、ボーっと過ごしてた毎日でした。
しかし今となっては、サッカーを結果的に辞めたことで今があると考えると、本当に"ラッキー"だったと思います。
大学に行かせてくれた家族に感謝しかありません。

ーーー


◎この経験から感じたことが、タイトルの通り「起こること全てに意味がある。」ということです。
この時も、サッカーを辞めてなければ、毎日をただ過ごすだけの会社員になっていたはずです。

仕事に於いても、たくさんの失敗や悩みがあります。
しかし、実は悩んでも解決しないことが殆どだと身を持って感じます。
ましてや、既に起きてしまった事を悩んでも解決することはなく、時間だけが過ぎていきます。
だからこそ、高校時代みたいに長々と悩んでも意味がありません。
失敗や悩みを受け入れ、それに"意味"を見出し、あとは反動のパワーにできるかだけだと思います。

最後に、最近読んだ本で印象に残ったフレーズがあります。
「Life is Contents」自分の人生に起きたことはすべて面白い物語。
その為には、失敗して当たり前という「楽観的な視点」も必要と感じます!

ーーー

◎失敗したら…
◆1.「とことん落ち込む!」→◆2.「失敗を受け入れる!」(陽転思考)→◆3.「なぜ失敗したのか、分析する!」→◆4.「お酒を飲んで一気に忘れる!」→◆5.「反省を活かし再チャレンジする!」
*最近、新規事業の立ち上げプロジェクトに参画していて、海外の方も含め、個性的なメンバーの中で、仕事をしていますが、自分の実力の無さや、スピード、頭の回転、ボキャブラリー(語彙)など…
自信が無かったり、悩む事もありますが、それより、この優秀な方々と仕事ができる喜びの方が、勝っています。
悩む暇など無く、がむしゃらに付いて行くだけです。
この環境下にいる事で、自分の3年後を楽しみにしています。

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