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資産増加に向けた月々の管理方法

起業家や自分で事業を行う方を除くと、多くの人は会社で従業員として働き、そこから毎月支払われる給与を収入源として生計を立てていると思います。些細なことですが、私は10年近く前から以下の方法を取り入れていますが、その前後でお金の管理や貯蓄額(投資額)の増加に明らかに違いを感じた方法ですのでご紹介します。もっと良い結果の出る方法はあると思いますし、人により向き不向きもあると思いますが、一例としてご紹介します。

1.まず銀行口座を複数個目的別に持つことです。私の場合、給与振込先として指定する日常口座に加え、投資口座、貯蓄口座、家族口座及びミリオネア口座を開いています。

2.投資口座はiDeCoや積み立てNISAで月々の自動引き落としをされ余った金額はここに一旦資金を貯めておき、個別株の購入代金やFX用としていつでも使えるようにしておきます。貯蓄口座はその名の通り預金用の口座ですが、旅行費用や家賃更新などまとまった資金はこの口座から支払いを行います。家族口座は将来の子供の学費等の支払いのための貯蓄用になります。ミリオネア口座は、本田健さんのユダヤ人大富豪の教えからヒントを頂いたのですが、基本的には一度お金を入れたら2度と引き出すことはないつもりで放置することにより金持ちが持つ心の余裕やオーラを身につけるためのものです。

3.毎月給与が振り込まれてきたら、その金額に応じて各口座へいくら振り替えるのかをエクセルシートで自動計算させます。この比率は一人暮らしなのか、既婚か、子供がいるか等の家族構成や人生のステージに応じ微修正していきます。私の倍、ミリオネア口座への分配割合は本田健さんの書籍内の割合とは異なり、わずか1%に抑えています。給与が日常口座に振り込まれた直後に、日常口座用の振替比率に応じた金額を除き入ってきた給与は半ば強制的に他の各口座に振り替えてしまいます。これで、日常口座に残された金額の範囲内でやりくり(カードの引き落とし、生活費、公共料金の引き落とし、家賃の支払い、募金)を行います。例えば身の丈に合わない支出をしてしまい生活費が苦しくなっても他の口座には決して手をつけません。

4.上記と連動させ、毎月一度、総資産の推移を項目ごとにエクセルの表にまとめ、折線グラフにすることで過去からの変化がひとめで見れるようにしています。参考までに私の場合、項目は以下のようなものを含みます。現金(日本円)、現金(外貨)、ミリオネア口座、日本株、米国株、FX(外国為替)、投資口座、貯蓄口座、家族口座、日常口座等です。

この作業、最初の各口座へ割り振る割合(パーセント)の設定に試行錯誤しますが、一度設定すると次からは毎月一度30分程度の簡単な作業で、自己資産の現状把握や将来へのイメージをつかみやすくなりますのでおすすめです。

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