ねぎとろ

文系院卒三年目。日々知ったことや、読んだ本のことなど https://bookmete…

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文系院卒三年目。日々知ったことや、読んだ本のことなど https://bookmeter.com/users/190061

記事一覧

川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』

優しくて大きな鳥に連れられるように、広い世界を旅する短編集。 最初に降り立ったのは、滅びの気配漂うやわらかな場所。詳しいことはわからないけど、おそらく今より遠い…

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3年前
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直感的『箱男』

安部公房の『箱男』を読みました。 読んだのですが、ストーリーが難解であることに加え、文章・写真・詩など物語る要素が複数あり、解釈の余地が多そうです。(そこもまた…

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4年前
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note、はじめました

noteはじめました。 最初はnoteの記事へのコメントしたさにアカウントを作るなどしてしまいましたが、せっかくなので、日々知ったことや本を読んだ感想など書いていこうと…

ねぎとろ
4年前
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川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』

川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』

優しくて大きな鳥に連れられるように、広い世界を旅する短編集。
最初に降り立ったのは、滅びの気配漂うやわらかな場所。詳しいことはわからないけど、おそらく今より遠い未来で、ここの人はちょっと変わったところがあるらしい。そしてしばらくすると私は鳥に連れられて、また違う場所へと降り立つ。次の場所にもなんだか変わったところのある人がいて、前の場所とは全く違う世界みたいだ。
そうやって各地を転々と旅するうちに

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直感的『箱男』

安部公房の『箱男』を読みました。

読んだのですが、ストーリーが難解であることに加え、文章・写真・詩など物語る要素が複数あり、解釈の余地が多そうです。(そこもまた『箱男』の魅力だと思いますが)

そこで、私が初見で直感的に理解した箱男のあらすじ・解釈を記載しておきます。

他の作品とか当時の社会的な背景とかを援用して解釈すると別の見え方をするかもしれませんが、それはそれ、これはこれ。

理論を積み

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note、はじめました

noteはじめました。

最初はnoteの記事へのコメントしたさにアカウントを作るなどしてしまいましたが、せっかくなので、日々知ったことや本を読んだ感想など書いていこうと思っています。

それから色々な試験を受けたりすることも多いので、試験勉強のことについても書くかもしれません。

というわけで芸も何もない感じになっていますが、わたしは『箱男』についての記事を書きたくなってきたのでもう終わります。

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