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ネタバレ注意!!『君たちはどう生きるか』を20分間寝た男が感想書きます。

前奏


今日公開日の宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」をこの映画館最速上映の9時40分から見ることが出来た!
嬉しい!!めっちゃ席混んでた!
よし始まった!ん?ン~!!?
なんか眠くなってきた・・・(上映開始1時間ほど)
コクン。zzz・・・はっやべ寝てた!今何時(暗闇でかすかに光るデジタル腕時計を見る。)11時20分・・・寝てた!!やべぇ!これで映画館で寝た映画3本になった!

感想


この映画を見てすぐ思ったのが、宮崎駿は白雪姫と不思議な国のアリスを2001年宇宙の旅風なスタンスの総決算で作った作品だと思う。
だからストーリーは抑え目で正直登場人物の誰にも感情移入はできなかったが映像美はとてつもなく良かった。
特によかったのは主人公が魚を腹から包丁を入れてさばくシーンがあるのだが、それが内臓の膜を破り、内臓が一気に外に出るシーンはえげつなくリアルだと感じた。僕は近いものはクジラの腹の中にガスがたまり、爆発して内臓が飛び出すというのがあるがそれと同じようなものを感じた。
でも一番面白いなと思ったのは今回の映画は今までの宮崎作品と同じ構図、シュチュエーションが宮崎駿らしからぬ、多いなとおもったところだろう。
(自分が分かったのは、ルパン3世の戦車の列が坂道を下りるシーン)
(未来少年コナンのジムシーの弓、OPの船を漕ぐシーン)
(ルパン3世カリオストロのアトランティスの建物を見に行くため、ルパンとクラリスが飛び石を飛ぶシーン。ルパンの時は右から左の移動だか、今回は左から右だった)。

なぜ、こんな映画が作れたのか?

風立ちぬから10年、この「君たちはどう生きるか」多分今までだったらプロデューサーの鈴木敏夫がGOを出すとは思えない。
では、なぜこんな映画が作れたのか、それはジブリ作品の映画の読み方がわかるようになったからだろう。主にこの原因は岡田斗司夫のせいなところはあると思うが、それを見越した鈴木プロデューサーはストーリーに深みを持たせるわけではなく、映像や摩訶不思議な世界観で明確な宮崎駿はこれをやりたかった!を言うのをカモフラージュしたのだろう。あと、この映画タイトル、「君たちはどう生きるか」というのは岡田斗司夫の考察が正解だとは考えず、自分で考えろよ。というメッセージ。(君は個人の観客を差し、
どう生きるかはどう考えるか)というメッセージだと僕はそう捉えた。































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