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Trigger Warningとは?

What is a 'trigger warning'?


英語を話すネットユーザーの間によく出てくる二単語、trigger warning(略してTW)ってご存じですか?Noteに似てるブログやユーチューブの動画では普及している二単語です。

私もnoteで「trigger warning」を書いたこと2,3回ありますが、振り返ってみたら「読んでくれた人はこの意味分かってくれたかな?」思いました。それで、一応私から説明をすることにします。


しかし、よく説明するためには、もう一つの単語を知ることが必要です:Post-traumatic stress disorder。

   Post-〇〇の後と意味
   Traumatic-トラウマ・外傷的
   Stress-はストレス
   Disorder-障害

日本語で心的外傷後ストレス症候群です(略してPTSD)。この障害の説明はウェブで検査した方がいい:

強いストレスを感じる出来事を体験、または目撃した後、恐怖感や無力感、悪夢、フラッシュバック、感情の萎縮などの症状が1ヵ月以上持続し、社会的、また精神的に機能障害を起こしており、日常生活や社会生活に大きな支障が出ている場合にPTSDと診断される。-Doctor’sFile.jp

簡単に言えば、深刻なトラウマを受けた人に診断されます。昔は戦争を経験して戻ってきた軍人が対象された診断でしたが、現代ではもっと幅広く経験者にしては重く感じられたショック体験を診断に含められています。

じゃあ、Trigger Warningは?

それでは、もう一度英語教室ぶりになりますけど、一文字ずつ辞書を引いてみましょう。
Triggerは
   1.引き金。拳銃を打つため指で引く部分
   2.何らかの動作を開始するためのきっかけとなる命令や信号のこと

そして、このエッセイに最も適切な意味は:

   3. 精神学分野ではPTSDを患う方にフラッシュバックを促すイメージ、音や、文書の内容。もしは:

事件の後、日常生活の中で、不意に事件の情景が頭を走馬灯のように通り過ぎ、自分でも 感情の収拾がつかなくなる症状のことを指します。 その事件(外傷体験)が今、まさに起こっているかのように蘇るのが特徴です。 何か、事件を思い出させる事や物がきっかけ(トリガー=引き金)になる場合が多いとされて います―pref.akita.jp

Warning は
   1.警告、警報、注意と訳されてます。

海外に旅すれば、何か危険なものがあれば「WARNING」と大文字で書かれてる標識を見たことあるとおもいます(海外旅経験してない人もハリウッド映画やテレビドラマで見当したことないですか?)身近に危険があることを表す単語です。

だから、trigger + warningは「PTSDの人に対処の警告」。PTSDは大変複雑な障害でありますが、写真一枚・うるさい音・文章の内容・小さくて些細だと思えることでもフラッシュバックが出るときもあるそうです。

では、使い方としては、例えば重いテーマの文章を書きたいときに始めに「Trigger warning:」と書き、その後にフラッシュバックを起こしそうな話題を一言を書き置く。

ただ一つ、今までPTSDについて知ってから「人にトラウマを思い出させて、困らせるなら、やっぱり、こういう文書は書かない方がいいのかな」と考えないでください。トラウマの経験を文書で投稿するこは、筆者にしても読者にしても、とても大切なことです。私はPTSDを患う知り合いもいますけど、たまには他人の経験を知りたいという時もあるそうです。書かない方がいいよりも、どんなぜひ重いテーマについて書いて欲しいと私は思います。タブーを崩すこと、それこそインターネットです

ただし、突然トリガーが現れると、準備できてなかったPTSDの人は困ります。そこでtrigger warningの重要さがみえてきます。


日本語では?

Weblioの辞書サイトでtrigger warningを検索してみたら:

   トリガー警告,閲覧注意。不快な感情や記憶を思い起こす可能性がある物や事に対する警告,インターネット上の投稿、映像や写真の内容に関する注意警告など

そいうことで、ひと通り日訳はありますけど、少なく私はこの言葉は辞書以外に見たこと聞いたことないです。

代わりに、Noteを色々ブラウズしている間に、他のユーザーの投稿でこんな前書きが目に入りました:

「今日のエッセイでは暴力的な場面、描写が出てきます。苛めや暴力の体験をお持ちの方は、フラッシュバックを引き起こすかもしれませんので、読み進めるかどうかのご判断は、各自でお願い致します」

この一項、意味としては「トリガー警告」と同じですね。筆者はPTSDを患う人が読みに来るかもしれないと緊張感を持ち、注意警告をする方がいいと考えたのでしょう。

これって重要なものじゃないですか。人によって、一言葉でも写真一枚でもトラウマを追体験させる可能性があります。Noteや他のブログでも書くときは、読者の皆なが安全で楽しめるように(あるいは勉強できるように)する方がいいですよね。しかし、日本語で書く人の中にはこういうPTSDトリガーを意識する人ゼロではなくてもまだ少ないと見えます。

私はTrigger warningはPTSDの方のみではなく、全ての読者に役立つと思います。トラウマの訳でもなく「できれば避けたい」「今日だけはやめて下さい」というテーマは誰にもあると思うし、筆者にしておもてなしな行動じゃないですか。

しかし、PTSDを患ってる人には緊要なことだと言えます。ここで、このエッセイで一番重要なポイントですが、日本で住む人の中にPTSDを患っている人は大勢います。この中によくネットを使っている方も大勢です。

日本は平和で安全な国だと思う人はいますが、その裏には色んな事件が起こっています。例えば、DV、いじめ、虐待、性的暴力、事故、自然災害、etc。日常的の生活には話題にならないかもしれませんが、沈黙で苦しんでいる人は貴方の周りにも必ずいます。

自分のnoteではtrigger warningを「注意…」って書き続けると思いますが、やがて、日本語でtrigger warningを訳する単語やフレーズが普及するでしょう。それを見張っててお待ちしています。


皆さんの感想を伺いたいです。PTSDを患ってるてなくても、ネット文化に関心持つ人、トリガーについて知ってた知ってなかった方からお話しを聞きたいです。コメントをよろしくお願いします。