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【ホテルインテリア㊲】三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア

※写真は全て公式サイトから引用しています

こんにちは。豊田ゆかです。
本日は三井不動産グループの三井ガーデンホテルから神宮外苑の杜プレミア
を書いていきます。
近年、三井ガーデンホテルが増えているなと個人的には感じていて、
気になっているホテルの一つです。今回はインテリアだけでなく建築面も
書いていこうと思っています。

まさにオリンピック需要に向けて創られたホテルの一つで基本設計・
実施設計は清水建設株式会社一級建築士事務所が手掛けていて、実施設計・
デザイン監修を株式会社日建設計が担当しているTHE 建築なホテルです。

外観からも分かるように、側面が湾曲しています。そのファサードも
半径202.0mと東京オリンピック2020を意識しまくっている設計となって
います。こんなユーモラスなことだけでなくこちらの土地はとても歴史が
あり、その点も大事にしいちょうモチーフのデザインや今はない神宮プール
のコースラインを大浴場に再現されていたり配慮があちらこちらに
見受けられます。
また、個人的な趣味になりますが、、、構造に関してのこだわりも感動します。室内に柱型、梁型を出さない架構に拘わり、外殻をRCアウトフレーム、内部をS造のハイブリッド構造とされています。コアに耐震ブレースを併用する事で、ロングスパンのハンチ梁を実現し、桁行方向の梁型を無くし、開放感のある客室空間となっているそうです。
下記から図もあって解説されているので同じ趣味の方や
気になる方はぜひ!(笑)

さて、客室についてですが、バルコニーと室内が一体型の部屋を創られて
いて客室と同等位の奥行のバルコニーが設けられています。

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部屋の方向によってはまさにオリンピックの開会式や閉会式を楽しむため
だけの部屋なのでは?と思うほど向かっている部屋も存在します。

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オリンピックは伸びてしまっていますが、自然豊かな神宮外苑の杜
位置するこちらのホテルは敢えて低層階でも木々の高さと同等になる
部屋も多いので風邪を気持ちよく感じられそうですね。

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ベッド側の壁はレンガを重ねたかの様に互い違いに重ねられており、
耐久感をも感じます。併せてベッドボードも同じデザインとなっていて、
一体感とコントラストがかっこいいですね。
すごい広いわけでも斬新なデザインなわけでもないですが、長年のこの土地
の歴史とオリンピックへの日本の想い(今はとっても落ち着いていますが)
を思い出すような空間だなと個人的には感じています。

ついに開催を控え、予約は難しそうですが、本来ならオリンピック後に
業績縮小を先に感じるはずがこの1年で先に縮小を感じているであろう
ホテル、No1な気がします。自然豊かで過ごしやすいこちらはオリンピック
関係なく楽しめるのではないかな?と感じています。四季を楽しみに秋以降
訪れてみてはいかがでしょうか。

今日はこの辺で。また明日。

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