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地域一丸となって、島の子どもたちの体験機会をつくる【取材後期】

学齢期の子どもを持つ保護者に向けたメディア「朝日新聞EduA(エデュア)」に、初めて寄稿しました!

私たち家族が暮らす、沖縄県竹富島。子どもたちもお世話になっている、竹富小中学校の児童たちが、滞在型リゾート「星のや竹富島」で興味深い体験を行うと聞き、伺いました。

子どもたちのために、星のや竹富島の皆さんが時間をかけて準備をしてくださったこと。学校の先生方が日頃から「子どもたちにどんんな体験活動ができるか?」とアンテナを張っていたからこの活動が実現したこと。皆さんの想いが伝わってきました。

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月桃・ブーゲンビリア・レモングラスなど星のや竹富島の敷地内で採れたハーブ

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アルコールスプレーも島の植物を使って手仕事で作られたカバーが。

また、生き生きとした子どもたちの反応一つ一つが本当に可愛らしく、見ていた大人たちがみんな目を細めていたのもとても印象的でした。学校の活動には地域の方が活躍するものもたくさんあります!

これまで、2020年に立ち上がった「竹富島地域自然資産財団」を通して、伝統的な茅葺き屋根の修復に使う土作りを体験する機会もありました。
↓こちらのHPに詳しく載っています。

竹富島は、沖縄の原風景が色濃く残る集落に美しいビーチが魅力の周囲9.2km、人口わずか350名程度の小さな小さな島に年間約50万人もの観光客が訪れており、島では近年、オーバーユースや観光開発など多くの問題に頭を悩ませています。そこで私たちは、これらの問題の解決に望むべく、2019年5月(一財)竹富島地域自然資産財団を立ち上げました。(HPより)

竹富島地域自然資産財団については、以前子ども向けのキャリア教育メディア「おしごとはくぶつかん」でも書いたことがあります。



ここからは寄稿の経緯を少し書いてみます。

ライターを始めてから、地域の方や身近な人に「ライターをしています」と名乗り出るのはなんだか気恥ずかしい思いがありました。というか、わざわざ話す機会もないというか……!「片岡さんの奥さん」「子どもたちのお母さん」として周りの人から見られているだろうな…というのがあり。

そもそも、ちょっと家計の足しになるかも?と始めた、Webライターの働き方。そこからぐいぐいのめり込んでいきました。

「私がもう一度社会に出て働くなんて、無理かもしれない」

専業主婦期間に弱気になっていたのが、やるからには本格的な(本格的な、がどういうものなのかはさておき)ライターになりたい…!!!と奮闘し、少しずつ色々な書く仕事をするようになっています。

気恥ずかしい、と言いながらも地域名を出して活動していることや、島で暮らしているからこそ媒体の方に興味を持ってもらうことも多い。そのため、少しずつ周りの方からも私が書く仕事をしているらしい、と認知されるようになっているように思います。(でもやっぱりまだ恥ずかしい。SNSでのシェアはできるのに、身の回りの知人への共有を恥ずかしく思うこの気持ちはなんなのだろうか。)

今回の体験活動の取材も、星のや竹富島の広報の方からプレスリリースをいただいたのがきっかけでした。

私がどこかの編集部に所属していればすぐに取材記事を載せられるのかもしれませんが、そこはフリーの身。繋がりのある編集者さんに加え、いくつかの媒体の問い合わせからプレスリリースをお送りしたところ、興味を持ってくださったのがEduAさんだったのです。

10年以上前、私も広報の仕事をしていた時期があり、そのときはイベントを開催するとなれば色々なつながりのある方にプレスリリースをお送りして案内していたことも思い出しました。プレスリリースをいただけたことがまずとても嬉しかったです。そのときと形は変わっても似たようなことをしているのも面白い。

貴重な機会をいただき、小中学校の皆さん、星のや竹富島の皆さん、そして記事を掲載させていただいた朝日新聞EduAの皆さん、ありがとうございました。

八重山には面白い活動をしている公立学校が多くあります。そういった場所や、子ども向けの活動をしている方への取材もこれからできたらと思います。

石垣島、竹富島をはじめ、世界遺産になった西表島、リゾートが有名な小浜島、人より牛が多い黒島、人口わずか50名ほどの鳩間島。日本最南端の有人離島、波照間島。。。まだまだ行ったことのない場所、知らない魅力が多くあります。

子どもたちと一緒に体験しての記事も書きますので、もし興味のある媒体の方がいらっしゃったらお声がけお待ちしております……!!!


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