客層設定はハンカチの法則で。一人をイメージして店を作る重要性。
おはようございます。
昨日は西郷どんがあと1話か、と悲しみにくれている西岡です。
今日はビジネス度の高いお話です。
商売においてターゲットをどう定めるか。
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ターゲットはできる限り絞るに限る
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ターゲットは来て欲しい、客層。
どういう人をイメージして店を作るかです。
実際に設定してみましょう。
▶︎女性向けの店。
どうでしょうか?
店の特徴あんまりわからないですよね。
▶︎40代女性向けの店。
少し雰囲気わかってきました。
でも働いてる女性か、主婦かによって営業時間、価格帯など様々な部分でまだまだ定まらないですよね。。。
▶︎子供が中学生と小学生くらいの手がかからなくなってきた少し裕福な45歳の主婦。
どうですか?
めちゃくちゃ店のイメージ決まってきません?
このように「ある一人の人」をイメージするくらい絞って絞ってターゲットは考えた方がブレない店作りができます。2つ目の「40代の女性」だと時に主婦を思い描きながら、時にキャリアウーマンを思い描きながらになってしまうのでブレてしまう。
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そこから広がる「ハンカチの法則」
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いくらターゲットを絞っても、別に若い女性に来て欲しくないわけないし、働いてる人にも来て欲しいし、もっといえば男性にも来て欲しい。これが普通です。
ここで出てくるのが、「ハンカチの法則」。
特化した客層に対して最強になることで、
他の客層は後追いでついてくるという考え方です。 ハンカチの真ん中をつまんで持ち上げると、勝手に周辺の「端っこ」も遅れて付いてくる様に例えた法則です。
ハンカチの真ん中(限定したターゲット)を定めれば、その中心に近い順から追っかけてくる。なのでまずはお店の特徴がわかりやすいように架空でもいいから「ひとり」を思い描いて考えてみるのがオススメです。
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経験談:カフェココチのターゲット
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僕の店では昼と夜で一人ずつターゲットを設定しました。
昼は40歳のパート帰りの主婦。
夜は40歳の残業帰りのキャリアウーマン。
昼は絶対数が少なかったのでサンプルが参考にならないかもですが、ターゲット通りの人もちらほらいらっしゃいました。夜は30代から50代の仕事帰りの女性が7割。あとは近くに住む20代から30代カップルやサラリーマンがちらほら。まさにターゲット設定通りだったなと思います。年内最終日がまさに満席御礼で、比率はまさに上記の通り。客層の縮図のような1日でした。
ハンカチの法則を知っていたからこその結果だったと自負しています。
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私にぴったり!と思わせる店作り
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特徴がない店はきっと人を能動的に動かすことができないんだと思います。それに対し、「まさにこういう店を待ってた!」みたいな店は人を動かす。限定したターゲットを設定することで特徴をわかりやすく伝える大切さはこういう心理的な部分においても重要だと言えますね。
ハンカチの法則。意識して、あれもこれもではなく、局地的な狙っていきたい特定でも架空でも「具体的な1人」を想定して考えてみましょう。
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