本のこと｜読書会レポート② 読書朝食会　リーディングラボ=岩手=

先日のnote
読書会レポート①「いつもの3人」の読書会 では、友人と開催していた読書会をご紹介しました

今回は、参加したもうひとつの読書会、
読書朝食会 リーディングラボ=岩手=（通称 リーラボいわて）についてご紹介します！

この読書会は、盛岡市内で月1回開催されている読書会です
主催の小笠原 康人さんが県外で働かれていた際に読書会に参加され、
岩手でも読書会をやりたい！と思って探したところ、無かったため自ら立ち上げた会だそう
10年以上、142回も開催されている今や老舗の読書会です

読書朝食会 "Reading-Lab" =岩手=　　　

リーラボいわてに参加したきっかけ

岩手に来て落ち着いたころ、何かいい時間の過ごし方無いかなと考え、「岩手　読書会」で検索、リーラボいわてを発見しました

そこから約1年…やっと初参加を果たしたのでした
なぜ行くのに1年かかったかは今や思い出せませんが、今思えばもっと早く参加しておけばよかった！

好きな本を持ち寄り集まる

「いつもの3人」の読書会が課題図書型なのに対して、リーラボいわては本持ち寄り型

■ 持ち物
・皆にオススメしたい本を最低1冊。

■ 読書会の進め方
持ち時間は1人当たり＜8分＞です。
まず"3分"でオススメ本について、概要、読後の気づきや行動の変化などを
同じテーブルの方へ紹介していただきます。
その後”5分”で同じテーブルの方とフリートークです。
さらに詳しい内容の紹介や、「本の概要」「気づき」「意見」などなど、
他の参加者とのディスカッションの時間です。
これで１人分が終了です。
これを同じテーブルの人数分順番に行います。 （リーラボいわてHPより）

本持ち寄り型読書会のメリットデメリット

メリット①： 自分では手に取らない本との出会い
なんといっても、これが最大のメリットだと思います
各自、好きな本を持ち寄るので、自分では手に取らないジャンルの本との出会いの連続です

自分の目には止まらなかった、出会う機会がなかった、
でも、とても興味深い本たちに出合うことができます

メリット② ：気軽に参加しやすい
課題図書型と比較して、参加しやすいというメリットもあります
課題図書が決まっていない分、もともと好きな本、けっこう前に読んだ本を持って参加してもOK！
時には、絵本や、レシピ本などを持ってこられる方もいます
課題図書でなかなかレシピ本を選ぶということは無い気がしますが、紹介してくださった方の感想がとても面白かった
持ち寄り型ならではのメリットだと思います

私も…持参しようとしていた本が当日までに読み終わらない…でも参加したい！というときに、以前ご紹介した「馬場のぼる作品集」を持って参加しました

このnoteで触れた、「11匹のねこ納豆」のことは読書会のお仲間が教えてくださいました！こういう出会いも醍醐味…

メリット③： 説明力・要約力が鍛えられる
相手が知らない本を紹介するということは、「どのような内容なのか」というのを冒頭で簡潔に説明する必要があります
これ、私にとっては苦手分野…そしてほしい能力…！
ということで、話す訓練もかねて参加させていただいていました
もちろん、読書会自体が本の感想や自分の考えをアウトプットする練習になります

デメリット：無し
デメリットは特に感じませんでした

というわけで、個人的には本持ち寄り型の読書会、いいとこだらけ…
課題図書型のメリットとして書いた、「本を読み進める原動力となる」も、本持ち寄り型でも読書会に参加すること自体にその力があると思います

気軽に参加できる場を求めているのか、より深く読み込むことを求めているのか、で適した形が違うのかも知れません

自己紹介で「最近のよかったこと」も紹介

リーラボいわてで本の紹介をする前に、ひとり一言ずつ自己紹介をします
その際、併せて「最近のよかったこと」を紹介する仕組みが、本当にステキなんです…
「よかったこと」といっても、たわいもないことでよく、
最初に主催の小笠原純子さんが言ってくれる、「『今日読書会に間に合ってよかった』」とか、何でもいいんです」という一言が、ハードルを下げてくれます

参加者の方の「よかったこと」をシェアしてほっこりした気持ちになるだけではなく、自分の身に起きた「よかったこと」を振り返り、それを言葉に出すのが、とてもいい…
そういう小さな「よかったこと」に気付けるかどうかが、心の豊かさに直結するな、と感じました

この読書会に参加させてもらい、それに気付けたことは、ひとつの大きな財産だと思っています

読書会が日々を豊かにしてくれる

ここではステキな読書仲間に出会うことができました

「本が好き」
だたそれだけの共通点で、たまたまその日に集まった人たち…

盛岡に来て、仕事以外の人間関係があまり無い中、私にとっては盛岡での日々を充実したものにしてくれました
本を通じて得るものは、本の内容だけではないのだな、と感じさせられました

そして、毎回 盛岡市内の飲食店が会場となるのですが、いろいろなお店を知ることができるのもこの読書会の好きなところ…！

この場を提供してくれている小笠原ご夫妻や、参加者の皆さんには感謝…
また参加したいです