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わたしにもAが欲しい。

 映画「私をくいとめて」を鑑賞した。
 孤独な主人公が心の中に「A」という人物をもっていて、でもそれは「私」自身。
 外側に癒してもらうことを諦めて、内側の自分と対話する。そんなことが出来たら・・・

 ちょっと自分を投影してみてみちゃったり、

 困ったときはAを呼んで意見を聞いて、自分が止まらなくなった時はAが注意してくれて、

 作中で幾度となく叫ばれる
「Aーーー!!」
 物語が進むにつれ、主人公は家の中よりも外で過ごすことが多くなる。(気がする)
 元々引きこもってたわけじゃなく、普通に社会生活を送り、頼れる先輩もいながら、孤独も持ち合わせている。

 そんな始まりから、Aではなく、1人の男性と過ごす時間が増える。正確にはAは心の中にいるけど出てこない。


 Aって感情の1つなのかな。言語化するのは難しい、言葉のない感情を抱えた主人公がその感情と向き合っていくような、そんな風に思えた。

 私にもわかりやすく、感情がAでもBでもいいから出てきてくれないかな、
あんたととことん向き合ってやりたいよ。

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