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バイリンガルどころかトリリンガル

『Excuse me, where are you from❔』


タイのスワンナプーム空港について、受け取り荷物を取るレーンに向かう際に、とある男性に声をかけた。

久々の海外に心浮かれており、傍から見ると、子供が一番欲しいおもちゃを買ってもらってはしゃぎ回る姿と同等に見えたに違いない。

少し大柄で、髭は喉元の半分ぐらいまで伸びており、スカーフっぽいものを首元に巻いており、明らかに日本人や東南アジアとは違う雰囲気をぷんぷん醸し出していた。

私の拙い英語ながらも一生懸命さが伝わったのだろう。
笑顔でにっこりと振り向きながら、

『Pakistan』と答えた。

中学校から高校までの6年間英語を勉強してきたが、
聞きなれない言葉と小学生レベルの英語力なので、
簡単な単語なのにもう一度聞き返したのは、
ここだけの秘密にしていてほしい。

そのあとパキスタン人の男性は私に向かって、
『こんにちは、元気ですか?』
と日本語で話しかけてきた。

あまりの衝撃に思考が停止し、
『はい、元気です。』と答えた後は、何を話したかは覚えていない。

自分の知る日本人は英語を生業にしている人を除いて、
日本語しか話すことができない人が多い。

自分が話しかけたパキスタン人が何の仕事をしているのかは不明だが、
世界に目を向けたら

バイリンガルどころかトリリンガル


な方はたくさんいる。

ホテルについてから、
気が付けばタイ語の勉強をしていたことは言うまでもない。

『行動は大事』と頭では理解していても、

人から言われただけでは本当の意味では理解できていない。

実体験を通して学ぶ

大切さを改めて感じたゆうしまるであった。

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