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「自己紹介なんて恥ずかしくて出来ないぜ」というオジサマ営業マンの悩み

こんばわんわ!

5月もあと一週間と少しで終わりを迎えそうですね。
今日の悩みは「中年のおじさんなのに住宅が全く売れななくて(1月から売り上げが0)クビになりそうなのでなんとかなりませんかー!」という悩みです。

この話は本当の話なのです。正直いうと「そもそも向いているかどうかの問題よりもそもそも・・・・」という話になりそうですがそこの上司の方から話があって「子供も小さくてクビになったら家族が路頭に迷うので何とかしたいと思ってる。私は自己紹介があればいいような気がするからそれを作ってくれないか」

みたいな話でした。
心の中の声では「そういう問題なんだろうか?」と疑問でしたがお世話にもなっている方からの頼みだったので「いいですね!やりましょう!」と言ってしまいました(泣)

ちょっとどんな方なのか分からないので電話で話を聞いてもいいですか?とだけ伝えて作成したので今日はそれをシェアしたいと思います。
ただせっかく作ったので記事にしてみようかな?と思っただけかもしれません。


1.表紙で伝えたいコト

まず何といっても表紙です。
ここで伝えたいことは「自分のアピールではありません」
結局は売っているものは自分ではなく会社の商品なので商品のコンセプトを前に出します。ここは仮に「一生涯を心豊かに暮らして欲しい」という会社の想いを前面的に出しています。これはその会社の大切にしていることでいいと思います

2.2ページ目で伝えること

これは「会社の想い」とはどんなことをいうのかということを書いて書いて行きます。創業からのポリシー的なものです。譲れない社長や社員の想いを書いて行きます。何を我々は目指いして仕事をしているのかということです。
これはイメージでいうと〇〇会社という「法人」つまり「法的な一人の人」は何を目指している人なのかというこことです。〇〇会社君は何を目指しているのかを伝えます。

3.自己紹介が開始

会社の紹介が終わったらここで初めてその会社を構成している一人としての「自己紹介」を開始します。
ここでは営業を担当するのでその立場としての紹介になります。
たまにここを勘違いして「会社の想いはこれですが私はこう思って仕事をしてきてこんなことを実現してきましたすごいでしょー」みたいなやつを作る人を見かけますがそもそも「会社は自己表現の場ではない」のでそれは間違っています。それをやりたいならすぐに起業してください。という話になります。
ここで伝えたいのは会社のポリシーは〇〇ですが、私の観点で〇〇とはこういったものです。みたいな感じで作っています。大きな定量的なポリシーを自分という立場から見た解釈を入れて作成しています。

4.自己紹介の経歴

ここでは「履歴書」を作ります。
ここで勘違いするのは「就活じゃないよ」ということです。
お客様が求めているのは「スキル」でも「能力」でもありません。
「求めているのはなんでしょうか??」
信頼ですよね。

なので経歴をごまかしたり加工する必要はありません。
色んな方の自己紹介を作って来ましたが必ずその「職を選んだ理由」が必ずあります。それが「派遣」でも「バイト」でも全く関係ないんです。
伝えたいのは「あなたがなぜその職を選んだのか」の想いです。ここでよくあるのが「そんな素晴らしい思いで選んでない」とか「人に話せるような素晴らしい人ではない」という言葉です。

この方も派遣の仕事をしり、マッサージをしてその日暮らしをしたり。聞いている時も本当に恥ずかしいそうにしていました。
だけど
「給水や空調の仕事をしていたんですか?」
「はい。大した事はしていませんが」
「どんなことをしていたんですか?」
「エアコンのセールスとか整備ですかね」
「ということは空調に少しは詳しいんですか?」
「まぁちょっとは、、、」
「めちゃくちゃすごいですね!住宅の営業に向いていますね」
「そ・そうですかね」

「マッサージの仕事もしていたんですか?」
「はい。だけど1年ぐらいしか続かななくて・・・」
「マッサージってなんで始めたんですか?」
「友人に誘われてその手伝いって感じです」
「人に喜んでもらうのが好きなんですか?」
「まぁそういわれたそうですね」
「めっちゃすごいですね!住宅の営業にすごく向いていますよ!」
「そ・そうなんですかね」

こんな感じで「嘘」はダメですがいいところを見つけて未来に向けてフォワードさせてやるイメージです。この方は50歳を超えておられましたが少しは前向きになってきておられたと思っています。

5.大切にしていることの例

最後にお客様とどんな風に歩んで行きたいのかを実際の例の写真を付けておきました。これは出来れば仕事の延長戦で楽しそうなものがいいかもしれません。

おわりに

ここでの気づきは「どんな人でも得意なことや」「好きなことは」絶対にあるということです。
マネージャーはそれらをMTGで気づいてあげてそれらを褒めて伸ばしてあげることで何歳からでも成長は出来ると本当に思っています。
※ただし自分を変えたくない。今の現状で満足している。という人は「今」がゴールなのでどんな人でも「成長」させることは出来ないのです。


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