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自分のために、怒れること

最近
自分のために
怒れるようになってきたなあと思う
 

誰かに理不尽な事を言われても
その人に対して怒りを表出することに
すごく抵抗を感じていた時期が
長くあって
 

その前の
すごく幼い頃は
ちゃんと表現できていたのだけれど

それをしても現実が変わらなかったり
むしろ状況が悪くなったりした経験を経て

相手に怒りを伝えることで
「相手から不利益を被ったらどうしよう」

必要以上に怯えていたのかもしれない


けれど
自分がこれは嫌だと強めに伝えないことで
相手からしたら「嫌ではない」や
「たいしたことではない」と
受け取らせてしまう原因にも
なっていたのだろうなあ と

その伝え方のツールのひとつとして
「怒る」というのは
有効かもしれないなあ と


ただ感情的にわめきちらす「怒り」ではなく
「私はこのことに対しては怒ります」
という
コミュニケーション手段のひとつ

が、あると思うだけで
少し自分でも楽になったり
伝えられる幅が広がったり

何より

自己肯定感が
上がるようにも、感じる


自分のために自分が怒ってあげられることは
相手より自分を大切に扱う手段のひとつ

もちろん
自分より相手を優先させた方が良い場面もあるけれど

例えば自分に対して失礼なことをした人に対して
遠慮したり優先させたりするのは
自分に対して失礼を上乗せしてる行為だよね、と


「誰に対しても優しく」
なんて、しなくていい

自分を大切にしてくれない人には
それにふさわしい対応を

ただ
それだけのこと
 

ただそれだけのことが
出来ずにいる人は

どうか「ただそれだけなんだから」と
ほんの少しだけ
自分の方を大切に扱う一歩を
始めてみてほしい

そんなことをふと
思った夜


2024/2/12


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