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対等な関係性の上で言葉を発したいなと思ったこと

先日

スーパーのレジを済ませた後で袋詰めをしてたら
同じように袋詰めしてる祖母を待ってる男の子が
買い物カゴを指定の置き場に戻しに来ていて
「めっちゃえらいなー」と見てたら

その子が置いたカゴの取っ手が
上に上がったままで
次のカゴが重ねられない状態になっている

のを横目に見つつ
「どうしようー これ別にその子に言わなくても私が直せばいいだけやしなー」
と一瞬ためらった

けど思わず
声を掛けてしまってた


「少年! カゴの取っ手は平らになるように置いた方が良いと思うがどうだろう」

そしたらその子は「あっ」と言って
すぐ直してくれて
「てへへ」みたいな顔をしていたのが
とても可愛かった


ほんでその帰り道
「これ何だったかな…」と
ぐるぐるしてて思い出した

声の掛け方
完全に「鬼滅の刃」の煉獄さんやんw
 

兄貴はいつでも皆の心にいて
困った時に支えになってくれるよな…ww

じゃなくて!

それでふと思ったのが

なにか気になることがあっての少年への声かけは
「ボク〜 ◯◯しようね〜」じゃなくて
「少年! ◯◯した方がいいと思うがどうだろう」
の方が
対等な関係性の上で提案してくれてるようで
いいのかもしれないなと思ったのだがどうだろう?!w
 
 

思い起こせば
幼い頃に
「ボク〜 ◯◯しようね〜」みたいに
甘ったるい声で言われたときに
なんか微妙にカチンときてたのを思い出してね…
(よく男の子に間違われてたのはさて置き)
(少年としては何故か「ボク、どうしたの?」とか言われたくないのよ「ボク」って呼びかけは何故か自尊心が傷つけられるのよ(苦笑))
 

なんとなく上から目線というか
侮られてる感じというか
絶対に対等に見てない感じがするというか…

優しい声音で包んでるだけで
強制してる感じも何とも
地味にいやーな気分で

「おい、〇〇しろ!」が
正面からバットで殴ってくる感じだとしたら
「ボク〜、〇〇しようね〜」は
抱きしめながら後ろから真綿で閉めてくるみたいな感じというか
 

こちらの意志や意向をね
一応聞いてみて欲しいんだよね…

小さくて拙いながらも
自我と自尊心があるんすよ…

みたいなことをね
まあ 出来てないのを棚に上げてるとはいえ
「なんかモヤッとするなあ…」と
幼いながらにも思っていたのを
すんごい久しぶりに思い出してですね
(気遣いの方向性が違うのでは?!と 感じつつも上手く言葉にならずもだもだしたのですよ!!)

 

まあ
出来てないことに対して相手が何かしら思うのは仕方ないし要求は妥当だと思うけれど
これらの言い方をされるのが私はとてもとても嫌で
それをめちゃんこ覚えてたから!

「そういう言い方をしたくないな」と思い
「対等な関係性で声をかけたいな」と思った結果
煉獄さん構文?!な声掛けに
なってしまったのかなとw
ふと思った出来事

しかし一般社会の大人から見たら
結構変な人に見えてたかも知れない…
(そして言われた少年も思ってるかもしれない)


それにしても

声かけのとき少し少年との間に距離があったのだけど
「少年!」と呼びかけた瞬間
その子がすぐバッと顔を上げて目線を合わせてくれたのよ!

自分の事を言われてるって通じたの
凄くない?と

ほんで嫌な感じじゃなく
カゴを直してくれたことも凄いなあと
(煉獄さん効果か?!w)

これからも素直に育ってくれよと祈る



いつもは こういうことあっても
別に気にせずスルーしてるんだけど
家族以外からの公共の場の言葉って
結構心に残るもんだよなあと
なんかふと 言ってみる体験を
してみたかったシェア

良い感じで 伝える方法と機会があれば 
お互いにとっていいのかもね とかとか

幼い頃に言われたかったこと
してもらいたかったことを
誰かにできるのも
大人になれたからこそ
出来るのかもしれないこと

と思った出来事

(してよかったかは
された少年にしか分からぬことだろうが
今のところ「少年!」以外の対等な呼びかけの言葉を思いつかないwのであれば教えて)

あと少女への声掛けで「少女!」は変なのは何で?w


2024/3/20

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