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かっこつけるのを、やめてこう

旧暦の新年

の夜

抱負のような感覚で
急にお風呂で思い至った
 

なんだか
「こう、素敵にありたい」
の像が
「かっこつけようとしていた」な

突然 気付いたのである

めっちゃ恥ずかしいのである(笑)

思春期に背伸びして
大人ぶっていたのに気付いた時のような
言いようのない もぞもぞした感覚と似ている
 

あの時も
本当は大人じゃないのに
まわりから大人に見られたくて
大人の扱いをされたくて
だから大人の真似事をしても
子供扱いのままで

それが
自分らしい姿じゃないな
と、
大人ぶるのをやめて、
楽になって
 

という過程に
似ている気がする
 

なので
「かっこつける」のをやめた私は
きっとどんどん
これまでより楽に
なるはずである(経験値として)

背伸びをするって
無理してることだから

たまに
手を伸ばす時くらいはいいけれど
常にしてたら
足を痛めちゃうから

生まれた自分の背丈で
生きるしかないんだから

それは妥協とか諦めというより
9しかない、7しかない、
と不満に思ってたけど
9で完成だったり、7で完成な形なだけで

他の人の形と
そういう比べ方で競わなくていいだけで


だって
私の理想としてたのって
たぶん
「お洒落でカッコいい」感じの
大人な人なのですよ(笑)
 

休日はまったりと単館系の外国映画を観て
趣味の良いジャズとか聴いて
心打たれるような最新の文学作品を読んで
それにインスピレーションを得て
センスめっちゃ良い絵を描く、

みたいな!(笑)

「こんな人だったらいいなあ〜 憧れるなあ〜」
って気持ちが
どっか心の片隅に
チラチラしてたんでしょうね
 
無意識にね!!
 

だって
そういう作家さん見かけると
「ファー! カッケェ!!」
「しびれる憧れるぅ!」
ってなる

で、
↑こんな風に
ジョジョネタのセリフを出しちゃうように(笑)
当の本人ときたら
 

休日にはテンション激高で特撮とアニメと
たまにB級映画でゲラゲラ笑って

音楽といえばアニソンと特撮ソング
あとは急に琵琶とか津軽蛇味線とか謡いとかの古典音楽か
ガムランとかブリガリアンヴォイスの民族音楽(時々チェンバロ演奏のバッハ)を聴いて

本はといえば
漫画、古典文学、児童文学、民俗学系とか
(たまにライトノベルも)
 

みたいなところで心動かされてきてんだから

そういうところからしか
インスピレーション出てこないし…

そういうエッセンス濃縮の作品に
なるよね?

 

それを
どこかちょっと
恥ずかしいと思ってたのかもしれなくて
 
恥ずかしいというか
「出しちゃだめ」
と思ってたというか

それはたぶん
「こういう話しても、誰も興味ないでしょ」
という
諦めからかもで
 

今はSNSで
同じ趣味の仲間がたっくさん居ることを
知ることができるけど
 
私が「子供」時代を過ごした頃は
そんなことは有り得なくて

「私の本当に好きなもの」は
誰かに傷付けられないように
大切に、自分の心の中だけで
楽しむものだって思ってきたんだと思う
 
 
だって
誰だって
自分の大好きなものほど
否定されたり
馬鹿にされたり
したくないから

その変なクセが付いちゃってて
「自分の好き」を
100%出すことを
とっても怖がるように
なっちゃったんじゃないかなと
 

でで
他の「素敵な人」たちのような発言をしていたら
その場を不快にさせることも
自分が傷付くことも
無いんじゃないかと

なんとなく
作り笑いをして
どこかで見た反応をして
誰かの言ったような発言をして

やり過ごしている、みたいな


そんな自分でいたら
自分の好きな作品は
生まれてこないよね、と


思うので
とりあえず

恥ずかしくても
自分の好きを曝け出して
生きていってみようと思う!

だって
自分を生きることが出来るのは
自分だけで
私の「好き」を表現できるのは
私だけだから



(ちなみにトップの写真は
 今年作の雪王蟲ですね…
 こんなこと真剣に遊んでる大人だって
 ちゃんと自覚して
 自信をもって出していきまする 笑)






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