自分のために 美しい まじないを
愛は水に喩えられる
乾いているところに貰えば 嬉しいし
足りているところに貰えば うっとおしくなる
濁りなき水なら 欲しいけれど
泥が混じっていたら 拒否したくなる
多すぎれば 溺れ 流され
少なすぎれば 乾き 支配を受けやすくなる
そして
たとえ水が流れていても
気付かなければ 消えて無くなる
注がれる水に 気付く力
受け止める能力も
大切なのだなあ とも思う
それと
受け取らない 力も
誰かから注がれる水を
すべて受け取らなくてもいい
具合が悪くなるまで 飲み干さなくていい
零れ落ちる水を 勿体なく感じても
受け止めきれないことに 罪悪感を感じても
それは あるべきところへ
流れていくから
私がすべて 受け取る必要は 無い
誰かの水の受け皿に ならなくて良い
私は私の器の形を 保っていて良い
誰かに合わせて 形を変えなくて良い
受け止めきれる分だけ いただいて良い
言葉は “呪い(まじない)”だと
昔の人は認識していたけれど
今でも きっとそう
言葉で捉えたことしか
私たちは認識できなくて
だから
ひとつひとつ
美しい呪文を
かけていこう
自分と世界の
幸せのために
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