真っ直ぐな声で生きること
中学の頃から敬愛する作家さんの声を
オンラインで初めて聴くことができた
初めて聞いたのに
ずっと前から聞いたことがあるような
ずっと聞いていたくなるような
不思議な感覚で
それは
この方の作品から放たれる
「自分にひとつも嘘をついていない」
感覚がとてもとても好きで
その感覚と
同じだったからかもしれないな
と感じた
その人の
核の部分を常に晒して
その核で世界と向き合うとき
それが
作品であろうと
他愛無いお喋りだろうと
たとえヘンテコな踊りであろうと
どうしようもなく惹かれて
愛してしまうんだろうなあ
と思う
だから
大切なのは
「時代の声におもねって生きる」
ことではなく
「自分の本当のところで生きる」
ことなんだなあと
そう生きたいのに
勇気が出なかったから
ずっと憧れて
作品に触れ続けてきたように思う
真っ直ぐな声は
それだけで美しく
心地良く
心の深いところまで
響き
揺らしてくれる
お話の中で聞いた
素敵な言葉たちを胸に
これを灯火にして
自分の道を
歩いて行きたい
2023 1/17 記
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