唯一無二の、いびつさを抱えて
私はずっと
私がいびつであることに
罪悪感を持ってきたのだろうと思う
いびつな存在でごめんなさい
いびつに生まれてごめんなさい
いびつにしか生きられなくてごめんなさい
と
誰かに何かに謝り続けて
それを意識しないまま生きてきた
けれど
私のいびつは
スティグマではなく
チャームポイントだ!
私だけでなく
すべての人
それぞれの抱えるいびつは
その人らしい
唯一無二のチャームポイントなのだ
それをとやかく言う人は
くるくる丸めて ペイッと放り投げておこう
人はそれぞれ
心にひとつだけの宇宙を抱えていて
その中で生きていて
それぞれの宇宙は
不可侵の神聖なもので
だからそれを
変えようとしたり
コントロールしようとしたり
手を加えようなんて
本当に失礼なことで
そんな当たり前のことも分からずに
失礼こく人なんか
関わらなければいいのだ
だからこそ
誰かの宇宙の状態を
自分がどうにかしようと
どうにかしなきゃと
心を砕きすぎたりもしなくていいし
勝手に回り続ける独楽のようなものだと思って
だから触れる時には最新の注意で
そっと
敬意と感謝と愛で
触れられたらいいなあと思うし
そうしてくれる人だけと
一緒にいたらいい
まわりを見回してみると
そうしてくれる人の顔が
次々浮かんで
本当に恵まれてるなあと
幸せな心地になる
そんな人々に出会えたのも
自分のいびつを
隠さないようになっていったおかげだなあと思うと
このいびつが手繰り寄せてくれたご縁だなあと思うと
こんな素敵ないびつを与えられて
生まれてきて良かったなと
心から有難うと
誇らしく嬉しく
思えた朝
2023/11/22
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