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癌になっている状態でコロナウイルスに感染すると高い確率で死亡するという研究について

①前書き

最近では、東京都が7月に入って連日100~200人台の感染が確認されており、入院者数も700人に増えていることが話題になっています。

世界的に見るとこれは少ない方ですが、今後どうなっていくのかは分かりません。

全国のコロナウイルスにかかっている人は7/15時点で、21798人で

そのうち死亡者の数は7/15の段階では981人と約5%の人がなくなっております。

日本だとなぜ、5%の確率で亡くなってしまうのかはまだ分かっておりませんが実は癌にかかっているとコロナウイルスに感染した時に死亡率が高い可能性があるということが最近の研究で分かってきました。

今回は、癌にかかっているとコロナウイルスに感染した時にどのくらい死にやすいのかについて紹介したいと思います。

②がん患者がコロナウイルスにかかった時にどのようになるのかの研究

2020年6月に国際学術誌Nature Medicineで報告された研究で

ニューヨークのメモリアルスローンケタリングがんセンターで

423人のコロナウイルスに感染した癌患者の病状と死亡率について調査を行いました。

この研究の結果、コロナウイルスに感染した癌患者423人の内、

168人(40%)が入院し

87人(20%)が重度の呼吸器疾患になり

51人(12%)が30日以内に死亡することが分かりました。

③最後に

この研究では、なぜこの死亡率になったのかが分かりませんが、

癌になっていると死亡率が高くなるという事実が分かりました。

もし、家族や自分が大切だと思っている人で癌になっている人がおられるのであればコロナウイルスに感染しないようなるべく会わないようにするべきかもしれません。

以上が「癌になっている状態でコロナウイルスに感染すると高い確率で死亡するという研究」についての内容でした。

参考文献⇩

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