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日本の死刑制度の話
①前書き
皆さんは死刑制度についてご存じでしょうか?
世界各国には死刑制度があったりなかったりしますが
日本では死刑制度はあります。
そのため、当然、重い罪をすれば、死刑になり、国で殺される場合があります。
そもそも、死刑制度はいつからできたのか?というのは知らない方が多いと思います。
今回はそんな日本の死刑制度について紹介していきたいと思います。
②日本の死刑の歴史の変容
元々日本の死刑制度は平安時代にあったとされており
その時は、罪人となったもので死罪に当たる人は、首を絞めて殺すか、首を切って殺すかのどちらかが選ばれ、罪人は殺されていました。
しかし、鎌倉時代になるにつれて、死刑方法の種類も増え
牛で引き裂かれて殺されたり
釜茹でにされるなど様々な方法で死刑が決まった罪人が殺されていました。(石川五右衛門が有名ですね)
しかし、戦国時代から江戸時代になっていくにつれて、その方法は変わっていき、罪を問われる前に死ぬというのが一般的になっていきました。
その方法が、「切腹」です。
元々、日本の戦国時代で、戦に負けた敵に対して、自分で腹を切るという処罰を与えて、殺させるよう命ずる風習がありました。
しかし、この方法は、江戸時代になるとこの風習は戦に負けた敵だけでなく、罪人に使われるようになり、徐々に作法や服装、検視の方法など細かいやり方が、マニュアル化していきました。
どのような処刑方法だったのかですが、処刑方法としては、腹を切る人と介錯人と呼ばれる自殺をサポートする人が存在します。この介錯人は、腹を切った人が苦しんで死なないようにするために、腹を切った人の首をはねるといった役割をしています。
まず、この腹を切る人は処刑が言い渡された後、お風呂に入り、身を清めた後に白装束になります。そして、短刀がさしだされた後に、その短刀を腹に突き立てて、横に掻っ捌いた後、介錯人が首をはねて、検死役が首を確認するといった方法で処刑されます。
こういったように、罪が問われる前に自分で死ぬという方法が日本での処刑方法として一般的で、実は昭和まで行われたといわれています。
③最後に
このように、罪が見つかって人に処刑されるのか、それとも罪が見つかる前に自分で命を絶つのかは中々難しいところで、果たしてどちらがいい死に方なのかは人によっては考え方が違うと思います。
現在、死刑制度を許可している国の死刑方法としては、首つりによる絞首刑や電気椅子、薬物投与など様々あり、国によっても方法は違いますが、
そもそも果たして罪を償うために、人の死が必要なのかどうかはまだわかっていません。
それでも僕たちは、罪を犯して被害を被った人のことを考えると
人の罪の償い方の一つとして、死刑は存在するのかもしれません。
ただし、冤罪でも死刑になる場合があるので、僕はなくなった方がいいと思いますけどね。
以上が、日本の死刑制度の歴史と変容でした。
⇩参考文献
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