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どんな運動が寿命を延ばすことができるのかという研究について

①前書き

おはようございます。ユウキです。

皆さんは運動していますか?

運動は体に良いだけでなく、筋肉の細胞の劣化防止にもつながるので

運動した方がいいと一般的には言われています。

ただ、運動にはもう一つ重要な効果があるといわれています。

それは

寿命を延ばすことです。

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なぜ、寿命が延びるのかですが、運動をすることで

寿命に関係するテロメアというものが延びるといわれているからです。

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このテロメアは、人間が細胞分裂するために必要な染色体の末端のことで

これが細胞分裂するときに、短くなっていくのですが

この時、テロメアが短くなりすぎて、細胞分裂できなくなった際に

細胞が分裂できなくなり、老化していき、寿命が尽きて死んでしまいます。

そのため、このテロメアの長さが寿命に大きくかかわっているのですが

運動をすることでこのテロメアが短くなりづらいと様々な研究で言われているからです。

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しかし、どういった運動をしたら、より寿命が延びるというのは

まだまだ研究段階ですが、今回はそんな寿命がより延びそうな運動の研究について紹介していきたいと思います。

②どんな運動が寿命を延ばすことができるのかという研究について

この研究は2015年にアメリカのミシシッピ大学で研究され

Medicine&Science in Sports&Exerciseという科学誌で掲載された研究になります。

まず、6500人の20歳から84歳の若者からお年寄りまでの幅広い年齢の人を対象に毎日どれくらい運動しているのか、またどのような運動をしているのかをアンケート調査しました。

どのような運動をしていたのかのアンケートですが

具体的には4つの運動のどれをやっているのかというアンケートを行っています。

①激しいウェイトトレーニングをしていたか

②軽めのウォーキングをしていたか

③ランニングのような活発な運動をしていたのか

④仕事や学校の通勤で自転車に乗っているのか

次にこの人たちのテロメアの長さを測定し、どのような運動がテロメアの長さにどう影響しているのかを調べることを行いました。

この研究の調査では、この4種類の運動うち1種類の運動しか行っていない人は、まったく運動をしていない人と比較して、テロメアの長さが3%長いということが分かりました。

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同じように4種の運動のうち、2種類の運動を行っている人のテロメアの長さは24%も長く、3種類では29%、4種類のうち全部を行っている人のテロメアの長さは59%も運動をしていない人に比べて長いということがこの研究で分かったのです。

つまり、より運動している人の方が寿命が長い傾向があるため、運動していた方がいいというわけです。

③最後に

まあ、運動している人のテロメアが長いのか

それとも、テロメアが長いから運動しているのかはわかりませんが

ただ、運動をした方がいいというのは確かなので、皆さんも運動してみてください。

僕のおすすめは、とにかく歩くことです。

歩くのはいいですよ。

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今まで気づかなかったことや新しい発見があるので。

皆さんも歩きましょう。

以上がどんな運動が寿命を延ばすことができるのかという研究についてでした。

④参考文献・引用

⑤youtube始めました



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