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東京都が誇るご当地グルメ「ねぎしの牛タン」


こんにちは、ゆうきです。

最近新たに発見したことがあるんです。牛タンといえば仙台。東京うまれ東京育ちの私は、牛タンの有名店といえば「ねぎし」と「利休」の2店が思い浮かびます。当然ふたつとも仙台発祥かと思っていましたが、利休は仙台が発祥、一方のねぎし第1号店は歌舞伎町店

、、、え?!東京都新宿区歌舞伎町??!

どうやらねぎしは東京が発祥みたいですね。驚きでした。今日はそんなねぎしについて調べたり、ねぎしを選択して足を運んでしまう理由を考察してみました。

完全食ならぬ完全定食

ねぎしの定食といえば牛タン+麦めし+とろろ+テールスープ+南蛮漬け+お漬物。どれか一つでもかけてはいけないプレイヤーですよね。

特にスーパーサブのとろろ。牛タンは口に運ぶ枚数が増えてくると、どうしてもくどくなりがちですが、このとろろは絶妙なお口直しの役割をしてくれます。個人的には牛タンを全部食べた後、麦めしにとろろをかけて、頬張るのがたまらないです。

そんな牛タン+とろろの組み合わせですが、実はねぎしがはじまりのようです。当時男性客が多く、おつまみ+お酒としての利用が多かった牛タン屋さんでしたが、女性にも楽しんでもらおうと健康的な「とろろ」を組み合わせて、「ねぎしセット」で販売したのがはじまりだとか。ねぎしは定食スタイルが中心で、レストランの店構えなので女性客ひとりでも気軽に入店することができますね。

ねぎしの誕生は1981年、新宿歌舞伎町の1店舗から。当時の牛タンといえば、お酒のおつまみとして食べられることが多く、お客様は男性客ばかりでした。女性客にもこの美味しさを知ってもらいたい… そこで牛タンと麦めしとテールスープに健康的な「とろろ」を組み合わせた「ねぎしセット」をご提供したのがはじまり。
今では、この組み合わせは当たり前になっていますが、これはねぎしが初めて生み出したものなのです。 引用:ねぎし公式ホームページ

ねぎしの魅力についてはフードエッセイストの平野紗希子さんのPodcast「味な副音声」の第1回で紹介されています。このラジオ聞くと本当にねぎしが食べたくなるので、全国のねぎしラバーズはもちろん、ねぎしビギナーも聞いてみてください♪

東京都が誇るご当地牛タン

次はねぎしの店舗展開について調べてみました。なんと牛タン発祥の地、仙台に進出していないんですね!!かつ、関東圏、、、というよりは神奈川は横浜市にしかないので、ほとんど東京にしか出店してない。もはや東京のご当地グルメですね。

店舗数は41店舗(2020/12月現在)。

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一方、同じく牛タンチェーン店「利休」は全国各地に74店舗出店しています。東京都には11店舗あるようです。(引用:https://www.rikyu-gyutan.co.jp/corpo/company.html)

利休の約4倍の店舗が東京にあるので、東京都民が【牛タン=ねぎし】と思ってしまうのも納得ですね。。地方から遊びに来た友人がいれば、東京都が誇る牛タン店、ねぎしに案内してしまうかもしれません笑

しろたんセットは究極のご褒美

お次はねぎしのメニューについてです。

学生時代にはコスパ◎ながんこちゃんセット(¥1200)に大変お世話になりましたが、私の究極の推しメニューは、、しろたんセット(¥1850)です。

個人的に定食に支払える金額って¥1,500までだったんですよ。これは定食の王様「大戸屋」や「やよい研」基準だと思うんですけど。だから学生時代はしろたんセットに思いをはせつつ、がんこちゃん女子してました。しかも、がんこちゃんもおいしいんですよね。歯応えが癖になります。

ただ、社会人1年目の春、憧れのしろたんセットを初めて頼んでみたんですよ。

「お肉やわらか、、炭火の香り、、素晴らしきかな弾力感、、、おいしすぎる!!!!!!!!!!!!」

おいしいのはもちろん、食べている間からまた食べたくなる味です。ねぎしが美容院だったら、次の来店予約してるレベルです。ぜひ、ねぎしに初めていく方はしろたんセット、おすすめです!!(がんこちゃんも美味しいのですが、せっかくならしろたんを。。。!!)

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定番の牛タン以外にも色々ありますよね。私のようなケチ人間必見なトリプルセット(牛ロース、豚ロース、豚旨辛焼 ¥1,000)や牛タンと並ぶ人気メニューのブラッキーセット(¥1,450)など。ブラッキーもココでしか食べられない独自タレで美味しいのでおすすめです。

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【ブラッキーの紹介】1990年代後半になり世の中の市場も急な牛タン人気となり、世の中に牛タン不足が起こったのです。それまで牛タン一筋のねぎしでしたが、新しい商品の開発をしました。
「ブラッキー」の登場です。牛肉の中でも希少な部位のお肉を使って深みのある独特な特製タレに漬け込みました。お肉の旨みとタレが相まった美味しさで、牛タンと並ぶ人気メニューに育ちました。(引用:ねぎし公式ホームページ)

牛タン焼きに出逢わせてくれてありがとう

以上、本日は東京都が誇る最高の牛タン「ねぎし」についてまとめてみました。

わたしはお酒が全く飲めないので、1981年の「ねぎし」歌舞伎町店開店以前の「牛タン×お酒」、男性客ばかりの食文化が今も続いていたら、牛タンのおいしさに出会っていなかったかもしれません。また、今では欠かすことができないとろろとの相乗効果も楽しむことができなかった。

こんなに美味しい牛タン文化を東京に持ってきてくれた、ねぎしさんに大感謝ですね!!ありがとう!!仙台の牛タンもとっても大好きですが、同じ東京出身の親近感もあり、ますます好きになりました笑

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました🥣

みなさん、ねぎしを食べにいきましょう!!!

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