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アンガーマネジメントを学び始めました。息子との話②

前回、息子との話①の続きです。




警察署に着いたのは
朝の7時くらいかな…


スマホを預けて
それぞれ2階の別々の部屋で事情聴取。

息子がどんな話をしたかは
分かりません…


私は隠す事もないので刑事さんに
そのままを全て話しました。


30分ほどで一旦話し終えると
見張りの警察官の方と交代し
1時間ほど待機状態。

朝早いので
警察官の方も眠そうでした…。


しばらくすると息子と話終えた
刑事さんが戻ってきて
今回はお咎めなしでということで
お帰り下さいと。


スマホを受け取り
玄関先に行くと
泣きはらした顔の息子と
刑事さんがいました。


2人の刑事さんは
警邏中に無線で連絡が入り、
手隙の警察官がいなかったので
対応したとのこと。

刑事さんは、

昔なら父親が躾けで
息子に手をあげるのは
よくあることで
私も昔はワルだったので
よく殴られましたよ!と言いながら…

今はそういう時代ではないので
お互い手を出すのは良くないですね。
と諭されて。


車に戻る時にもにも刑事さんが
心配そうに息子に寄り添いながら
見送りにきてくれました。

これから帰省するなら
ゆっくり落ち着いて運転して下さいね!

と最後に声をかけて頂きました…

次に会う時があれば
感謝の言葉を伝えたいです。




警察署からの帰り道。

「いい人達だったね。」
と声をかけると

「うん。」
と一言。

なにか色々言われたのだろうか…。
考え込んでいる様子。


そのまま、ほとんど話すこともなく
息子のアパートの前に到着。


「どうする?すぐ出発する?」
と聞くと

「いや、自分1人で帰るよ…。」
と泣き出した。


「ごめんなさい。ごめんなさい。」
と泣きながら繰り返す。


何も言えなくなってしまって
固まってしまった私…


しばらく泣き止むのを待って

「お金は?電車で帰るの?」
と聞くと

「大丈夫だよ。
電車で帰るし、お金もあるから…。」
と答える息子。


本心かは分からないけど
落ち着く時間も必要かな…と思い

「分かったよ。また連絡するね。」
車に乗り込み手を振った…



バックミラーを見ると
見送っていてくれたのを覚えています…






それから3ヶ月。
息子は4月からIT業界に就職が決まり、
娘も彼氏と同棲するタイミングで転職。

私も引きこもりを脱出しました。




人生で子供と過ごす時間は
小学校卒業までに55%
高校卒業までに73%


我が子と生涯で過ごす時間は
母親は約7年6ヶ月
父親は約3年4か月


離れて暮らす親と過ごす残り日数は

親の残りの寿命=残り日数
(後30年生きるとしたら30日)


という統計があるそうです。
(チコちゃんに叱られる 参照)


チコちゃんにならボーッと生きてんじゃねーよ!
って言われてみたい…笑


そして更に4か月経ちました。
お盆の帰省時期が近いので
あの時のことがフラッシュバックします。

(帰省といっても地元に帰り、
元妻にお土産を渡すだけですが…)

私は怒ると疲れるし
その後に残るのは後悔ばかり…

6秒ルールといって
大抵の怒りは6秒すると落ち着くそうです。

アンガーマネジメントを学び、
怒りという感情と上手に付き合い
コントロール出来るようになっていきたい。



そして大切な人達との残りの時間を
有意義なものにしていきたいです…

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