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#読書感想文
誰にでもできることを、誰もできないところまでやる
社会人になって一年目のころ、痛いほど気づかされたことのひとつは「この世に‘自分でなければいけない仕事’なんてない」ということだ。
新卒のころはもうイケイケだから、少なからず「自分にしかできない仕事」がしたい、そんな人間になるのだと息巻いていた。
そんな輩は大切な基礎の基礎とも言える仕事を「誰にでもできる仕事」と抜かして疎かにしてしまう。
このまま社会人10年目、20年目と重ねてしまうと取り返し
突出した武器を持っていればいい
小学生のころ、通知表はぜんぶ「とてもよくできる」いわゆるオール5の評価をもらっていた。
中学生になって徐々に悪くなった。高校受験には通知表の総合得点がもろに響くため、足を引っ張っている苦手な教科を改善しようと努めた。
弱みを改善して何でもまんべんなくこなせる、五角形のチャートができるだけキレイな形を描く人間にならなければいけないと強く思っていたが、社会人になってみると意外とそうではなかった。