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【米政治】バイデン大統領が選挙戦から撤退表明、後任は副大統領のハリス氏濃厚

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240722/k10014518831000.html

直接の理由は語られていませんが、やはり高齢であること、ウクライナ大統領をプーチンと呼び間違えたりと大統領の職務遂行能力に疑義が生じていることでしょう。

後任は現副大統領のカマラ・ハリス氏(59)になる見込みです。

米大統領選において勝敗を大きく左右する激戦州の有権者は経済よりも妊娠中絶問題に関心を寄せています。ハリス氏は賛成派であり、女性でもあるということでトランプ氏と明確に差別化できます。

前回の大統領選では、人気下位だったバイデン氏が民主党候補者に選ばれました。複数の要因があったでしょうが、他の人気上位の人達が少し急進的な主張をする人物であり、結局穏健派のバイデン氏が選ばれた経緯があります。

変に角が立つ候補者よりも無難な候補者の方が、反トランプ票を集めやすいと思います。

その観点からすれば、バイデン氏につきまとう不安要素がない分、ハリス氏の方が選挙戦を戦いやすいと考えます。

今年の株式市場は1-3月が高く、4-5月に調整し、6-7月が高いという現職側が勝つ典型的な値動きです。株式市場は民主党候補が勝つことを示唆しています。現在の支持率においても共和党候補者と民主党候補者に大きな差はありません。トランプ氏が必ず勝つと決めつけて投資戦略を考えることは良くないと考えます。

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