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目の前の問題に囚われるな

また、同じような問題が目の前に現れて、私はあたふたした。

それは繰り返しやってくる、私の課題なんだなぁ、と思うのだが、何度も何度もあたふたしてしまう(笑)。

で、そんなとき、叔母から電話があり、色々話していると、

「目の前のことに囚われて、笑顔がなくなっていたら、そりゃ、事態は好転しない。」
「問題を解決しようと、あれこれ考えを巡らせて疲れてしまったら、1度頭を空っぽにして、力を抜いて、魂で感じなさい。」
的なことを言われた。

たしかに。

私はいつも問題を解決しようと頑張るクセがある。

そして、頑張るから、疲れて波動が下がる。

笑顔なんか、忘れる(笑)。

何回同じこと繰り返してきたんだろう(笑)。

って、振り返ったら可笑しくなってきた。

頑張ることもたまにはいいかもしれないけど、頑張り続けるのは、体にも心にも悪い。

『頑張る』は、『我を張る』が語源らしい。

数年前から、頑張らないことにしたはずなんだけど、
気づいたらまた頑張っちゃってる(笑)

この目の前の問題は、
「あんた、まだ頑張るつもりかい?」
と、神様に言われてんだろうか?


約2ヶ月前に、7年続けた料理教室の講師を辞めた。

心から楽しくて、夢中になってしまって、気づいたら何時間も没頭してしまうものに出会ってしまったからだ。

それは、陶芸だった。

陶芸に出会う前から、「料理教室をいずれは閉めよう」と考えてはいたけど、
まさかこんな形でシフトするとは思わなかった。

陶芸教室の講師をしていた、という、幼稚園のママ友である先生に出会って、
「え?!?!マジですか?!それは、ぜひ、教えてください!!」

と、完全に目をキラキラさせて、身を乗り出して、私は言ったらしい(笑)。先生曰く。

私より3つほど年下のその先生は、2年前に旦那さんの仕事の転勤でこちらに来て、また転勤していくという。

実質、あと9ヶ月くらいしたら、転勤してしまうそうだ。

猛烈、熱烈な四十の手習いの申込みをしてすぐに日程を決め、習い始めた。

初めて粘土を触り、先生の言う通りに形を作っていった。

なんだこれは!!!楽しすぎる!!😳😳😳✨✨✨

「こんな楽しい時間を日常に取り入れちゃって本当にいいんですか?!?!」レベルだった。

先生のご自宅で、初めて陶芸の世界に入ったのだが、周りの空気がキラキラ輝いている気がした。いや、確実に輝いていたと思う!!
不思議だけど。

こんな体験はいまだかつてしたことがなかった。

陶芸は、前から興味はあったけど、家の近くに陶芸体験ができる施設があるのに自分から習いに行こうとは思いもつかなかったし、息子たちが学校の体験授業でカップを作ってきたのを見て、いいな〜、と少し思ったくらいだった。

だのに、だのに。

私ったらなんなんだ。

急だった。そして、先生に懇願したとき、「これは乗った!!」的な、「逃してなるものか!」的な気持ちがグワッと湧き上がったのだ。

人生は不思議なものである。

こんな風に、出会いというのは突然にやってくるものなんだろうか。

そんなことがあってから私は、陶芸の世界の深すぎる沼に、ズッポリ浸かりっぱなしなのだ。もう深すぎる。そして楽しい。
深ければ深いほどに楽しい。

漠然と、毎日「土」を触る人生にあこがれてはいた。
それは、畑とか、そういう「土」だと思っていた。

違った。
「こっちの土かい!!」と、ツッコんだ(笑)。

そうだったのか。ま、いっか(笑)
と思っている。

私は研究肌で、知りたくなるととことん調べたり実験してみたり、のめり込む。

そして、何かを作り出す事が好きだ。

自分の中からそこには存在しなかったカタチが生み出されていく陶芸の感覚が、ものすごく楽しい。

難しければ難しいほど、一つ一つ分解して、今できるレベルから積み重ねて登ることが性に合う。

自宅で料理教室として使っていた部屋をそのまま陶芸の部屋にして、日々土を触っている。
そんな楽しい時間を日常に取り入れ、とてもありがたく幸せなことなのだけど、、、

なんとまあ、子供たち3人の入学が重なり、それが響いてかなりの経済的ピンチ中(笑)。

でも、まぁ、いいのか。

この経済苦も、糧になるのだ。

潜在意識と宇宙からのメッセージが聞けるという方に「今はとにかくできるだけ陶芸に打ち込んで下さい。個展が開けるようになるくらいたくさん作って下さい。」と言われ、人相、手相やオーラを見ることができる霊媒師の方にも「そのまま、やりたいと思うことをやり続けなさい。」と言われ、

経済苦に喘ぎかけ、「パートに出ようか」と思って面接を申し込んだら、「もう決まってしまいました」と断られ、続いて子どもたちが風邪を引き、看病で家に籠もることになった。

そして、なんと、7月の地元の手作り雑貨のイベントに、陶芸作品を出店できることになった。残り一枠の、滑り込みセーフで。


あ、はい。わかりました。

作品をたくさん作りなさい、ということでしょうか。


「目の前の問題に囚われて、あたふたしてないで、やりたいことをやっていいよ、
と言ってるでしょうが!٩(๑`^´๑)۶」

と、誰かにチクッと怒られた気がした。

すいません。。。

またでした。

私ったら、いつもそう。

確かに、経済的ピンチは、今すぐ私がどうこうできる問題じゃない。

明日のおかずの買い物に困ることが多々あるけど、
今日とりあえず食えりゃいいんだ。

ありがたいことに、こんなうちの経済苦を知ってか知らずか、採ってきた山菜を分けて下さる方がいたり、不思議と方方から助けが来る。

稼いできてくれる夫がいて、私に働けと言うわけでもない。
子どもたちも、「母ちゃん、パートに出たほうが良いかな?」と聞けば、「いや、母ちゃんは今は陶芸やったほうがいいでしょ。」という。

そりゃ、本気出して頑張ったら、稼ぐことはできる。

ただ、「今はそっちじゃないでしょ?」

って、誰かに言われてるのかも。と、感じた。

私のキャパは、あれもこれも頑張れるほどデカくない。

今できることをして、苦しい顔せず、無理せず、楽しく笑って過ごして、

在るものに目を向けて、今手の中に持ってるものにありがたく感謝して、自分の波動を整える。

あたふた焦らず、落ち着いて、呼吸を整えて、1つずつ暮らす。

執着を、また1つ手放せた気がした。


「考えるな、感じるんだ。」だ。

つい、不安に支配されて、頭で考えて、感じることを忘れる私。

感じるには、空「くう」になることが大切。と、叔母が言った。

陶芸みたいだ。

形を生み出す、作品を生み出すために、感覚を研ぎ澄ますときみたいだ。

空「くう」か。

私に必要なのはそれか。

と思った。

忘れないように、私の陶芸活動名を、「空(くう)」にした。


あたふたしたら、こんな気づきが頂けた。

ありがとうございます!!!


おしまい!!

今日も感謝でいきます!







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