旅行欲

ひとりっぷという本を読んでたら、すごく旅行行きたいって気持ちになってきた。すごーくいい!&安い!いますぐ買うべき。

今日も世界のどこかでひとりっぷ (集英社ムック)

旅行本って、鮮度が命だったりするので一番最新のものを買わないとダメで、ブックオフとかで買うのは地図目的くらいじゃないといけないなってわかったのですが、このムックはたぶん長く使えるだろう情報がたっぷり。

飛行機が超苦手なことに、はじめての海外旅行(突撃ニューヨーク一人旅)で気が付いて以来、海外旅行へのあこがれは消えました。

っていうか、何も考えずに一人でニューヨークに行っている時点で、おかしい。

向こうに従妹や知り合い(その後アメリカンゴッドタレントで優勝した日本人ダンサーの奥さん。いま思い返すとすごい人にライオンキングのチケットおさえてもらった&なのに当日ブロードウェーがストで全休!)がいたので、飛行機にさえ乗れればなんとかなるみたいな甘い考えでいきました。甘かったね。入国審査の時は車いすで運ばれた。意識朦朧。

その後も、ここ毎年台湾に仕事絡みという名目でいく事があっても、旅慣れてる友人に丸投げで(旅程を組むのが趣味みたいなところもあって)、ひっついていったというのが正直なところ。
で、現地のバスツアーで倒れてるし。

それでも、この本は本当に楽しくて、荷作りの事から服装までとても親切で細かくて、各国の案内も実にきめ細かく(台湾ではボケ味の魯肉飯(ルーローハン)は日本人向けじゃないというぶった切りから、香港のおすすめ両替ポイント、南米でおみやげを買う時に作り手の名前を探して村まで行け!とか、とにかくすごい)、小さな写真のキャプションひとつひとつが必見。

特に、おすすめのバッグや持ち物がすごく参考になります。
女性ならではのアイテムがたくさんあって、カロリミットが入っていたり、飛行機おすすめの下着なんかもすごく参考に。
「生理用品とか持っていくのかな?」「化粧品重たいんだけど、どのくらい持っていくのかな?」「靴ってオシャレ靴持っていくのかな?」なんていうところがさらに気になって自分で調べ始めたりしている。

モード雑誌編集長だったそうだけど、「日本の流行は自己満足、海外では安全第一!」という割り切りの見事さで、アウトドア用品から赤ちゃんがいるママ用バッグまで実用品が縦横無尽。でもちゃんとオシャレとか身だしなみの良さをキープできるチョイス!

あー、すごいなー。

いろいろ見ていると、新しい疑問がドンドンわいてくる。
シャンプーとかどうするのかな?硬水の地域では日本のシャンプーは役に立たないっていうけど、ほんとかな?洗わないのかな。
実際にいくらお金がかかるのかな?
保険はどこがおすすめなのかな。
どのくらいの英会話、現地語を把握していくのかな?
現地通貨を把握するコツってあるのかな?

しかもこれを見ていると、ひとりでもいけるような気がしてくる。

実際、そんなに難しい事はなくて、それこそ台湾や香港は飛行機に乗っている時間も短いし、美味しいものも多いし、見どころもある。
きっと最初はツアーで安全に行くのでもいいのかも。

パッキングのコツも、どの順番に詰めるといいとかじゃなくて、ポーチや鍵などを極限まで軽量にすることが大事とかのポイントが、荷物抱えて空港を何度も歩き回る人の玄人さがすごく勉強になる。

いいなー、こんなに気軽に香港でミルクティー飲んだり、ハワイで自炊したり、ブエノスアイレスで雑貨探したり、できるのか。

世界一周旅行とかにはあまり興味ないけど、旅をするってそれだけで人の心を揺さぶるものがある。


とりあえず、直近で九州の離島に真珠を拾いに行くというファンタジックな仕事があるので、それを契機に、あちこちいってみたいと思っています。

旅行用カバンをどうしよう。大きいのを買うのか、小さくて小回りの利くやつがいいのか、悩み中です!!
本気で海外用大きいやつは、レンタルでもいいか…。

つよく生きていきたい。