2016年2月の記事一覧
とある披露宴のゲスト席側顛末書
かつて働いていた会社で目の前の席に座っていた方が結婚披露宴を開かれました。
まさかお招き頂くとは思っていなかったので、驚きました。
誰もがうらやむ華々しいキャリア(東大法学部→新卒マッキンゼー)と、誰もが口をそろえて「彼は頭がいい、良すぎるくらいだ」という明晰な頭脳、それでいて誰にでも解禁を開かせるフレンドリーさと優しさ。
運動もできて、ピアノも弾き……
しかし、絵に描いたような派手好きな新郎
製本技術とはなかなか奥深く、シンプルながら複雑、しかしシンプルに戻さねばならない。
本という情報デバイスの優位性はここに来て突然揺らいでいるけれど、歴史ある技術だなあと実感。
しかし歴史あるものが残る訳でもない。
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ケーキは哲学的である
#お菓子 というお題が出ているのを見て思い出したんだけど、つまりケーキは哲学的な存在である。
私には共感覚とはっきり言えるものはないのだけれど、味覚と聴覚の一部が共鳴し合うようなところがあって、パッションフルーツの華やかな酸味は金管楽器の明るいファンファーレのようにも聞こえるし、チョコレートの(加工の種類にもよるけど)苦みの深い味は弦楽器の低音に聞こえる。
レモンは高音域だけど、金属というより
オントローロ、つまり私がとても好きな詩人のはなし
それがなんなのか、知る人はきっと少ない。
渋谷の妙な古いビルの2階で、それはそれは妙なお洒落さを漂わせるの、その古い本の微かな甘い匂いのなかで、古い本の詰まった本棚に囲まれた狭い場所にぎゅうぎゅうと40人くらいの人が言葉少なに小さな椅子に座ってを待っていた。
「はーい授業はじめるよー」と、ふらっと舞台である場所に(本人曰く泥ゴボウのような)男がやってきて、そしてこれが今夜の詩人であった。
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如月遁走曲(2月のフーガ)
梅が咲いた。
なぜか一日だけ24度を超える日があって、ヒキガエルが大発生。
びっくりしてヒキガエルを立ち止まって見つめていたら、向こうから歩いてきたご婦人に「こっちにもっといますよ」といわれ「ええっ!」と悲鳴っぽい声をあげるハメになった。
20匹くらい道にまで出てきて、踏まないように注意深く歩くしかなかった。
翌日の寒さで、寒締めになってしまったやつも何匹かいて、かわいそうに。
梅は、着実に開
牡蠣のオイル漬けの記事を下書きにしようとしたのに誤って消しちゃった!2月の牡蠣はとても美味しいです。いい牡蠣は焼いても縮まないのです。
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