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どうしたら親も子どももお互いに心地よくいられるの?【イベントメモ】

『アート思考ドリル』著者・若宮和男さん×『やめる時間術』著者・ワーママはるさんのオンラインイベントに参加しました。参加者からの質問へのおふたりの回答がなるほどー!と思わずにはいられなかったのでメモです。

<無料オンラインイベント>時間術と習慣術、アート思考で変わる「これからの子育て」 "100%" より、親も子供も自分らしくあるための子育て論

イベント概要(イベントページから引用)
自分軸で生き方を実現しながら、お二人のお子さんを育てるワーママはるさん。
起業家・アート思考の専門家として、またこちらもお二人のお子さんを持つ若宮和男さん。
お二人のクロストークからこれからの子育てについて考えます。


ワーママはるさんのnote



若宮和男さんのnote

質問:自分がやりたいことと子どもとの時間のバランスはどうすればいい?


ワーママはるさんの回答:
そもそも1日24時間しかないのだから、100%満足いくまでやるのは難しい。
「子どもとの時間と自分の時間両方欲しい」というのは優先度が付けられていない状態。
子どもと過ごすなら自分の時間を差し出さないといけないし、自分の時間をとるなら他の時間を差し出さないといけない。優先度をどうつけるかを決めたら覚悟が決まる。

質問:どうしたら親と子どもとお互いの余白に気付ける?


仕事や家事の忙しさ、習い事の送り迎えの時間など親側の都合で「◯◯しなきゃ」「今話しかけないで!」となるシーンがある。親に余裕がなく、子どもの変化、成長に気づいたり、受け入れたりすることが難しい。「お互いに話しかけて良いタイミング、成長を見守れるようなタイミング=余白」をどうしたら作れる?

ワーママはるさん:
・働き方を変えた(仕事は16:30まで)
子どもといるときに予定を入れない
子どもに習い事をさせない
 送り迎えで時間がかかるものもやらない
 はるさん自身が共働きの両親に育てられて、ぼーっと考える時間があった
 ぼーっとさせて、際限なく思考する時間も大事と考えている。

若宮和男さん:
・そもそもずっと余白状態は無理なので、リモートワークなどでお互いにそばにいる時に、「この時間は話しかけるのNG」という時間を子どもも親もお互いに確保している。
子どもだって話しかけて欲しくない時間もあるはず。
→ちなみに、ワーママはるさんは子どもが幼児(2歳)の時の工夫として、「砂時計が落ちきったら話しかけてOK(時間感覚が分からないので目にみえるようにしている)」という仕組みを作ったそう。

子どもと同じことを一生懸命やってみる
最近は、子どもが小説を書くのにハマっていて、一緒にやってみる。思い通り行かないこともわかって共感できる。

感想

「仕事も子育ても全部やろうとするのはそもそも1日24時間しかないんだから無理!」「そもそもずっと余白状態は無理!」だから優先順位をつけたり、仕組みを作ったり「意識する」という気持ちの部分で解決しようとしないお二人の回答にグッときました。私は心のどこかで、何か頑張ればうまくできるんじゃないかと思ってしまっていたのだけれど、「無理!だから仕組みを考える」と決めているのがカッコいいな、と。

今の自分で言うと、第二子の産休中で平日昼間は上の子保育園にいるため、「平日昼間は自分の時間、娘と一緒の時は家族の時間が最優先」と決めています。(といってもそんな風に決められたのはつい最近のこと)「子どもといるときに予定を入れない」とワーママはるさんが話されていた部分に近いのかな、と思います。

仕事している時は、娘と一緒にいても「あぁ、、本も読みたいし、ちょっとSNSも見たいし、手帳も書きたいし、、」という自分の時間が欲しい気持ちが捨てきれず、子どもと一緒にいてもなんとなく中途半端だったなぁ、と。

とはいえ、こんな時間の使い方ができるのも第二子が生まれる前の今だからであって、出産したらまた優先順位のつけ方を変えていかねばと感じました。

「この時間は話しかけるのNG」というのもゆくゆくはやってみたいな、と。お二人とも「キャパオーバーでどうにかしなきゃ」という場面に出会ってこそ、今の考えに行き着いたそうなので、その時々のトラブルや困りごとをどうしたら次に活かせるか?お互い心地よくいられるか?と考えるのが大事なんですね。

そして何より今回のイベントでとても気になったのはアート思考のお話!ワーママはるさんの「やめる時間術」は読んだことがあったのですが、若宮さんの話すアート思考について、事業について、はじめて出会ったので、本を読んでみたいな、と感じました。レターミーというサービスも気になる・・!

ワーママはるさんの著書

若宮和男さんの著書


LetterMeというサービス


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