プログラミングで得られる《創造力を育む4つのP》
こんにちは。Yuukaと申します。
こちらの音声配信は、私が得意とするプログラミングや数学に関連した、知って得する情報をお届けしています。
大学発のプログラミング言語「Scratch」
今や世界中の子どもたちに使われている、ビジュアル(ブロック)プログラミング言語であるScratch。
ScratchはMIT(マサチューセッツ工科大)のMediaラボで生まれました。
Webブラウザーとインターネット接続さえしていれば、誰でもすぐに使い始めることができる優れものです。
なぜ、今《創造》が大切なのか
Scratchはプログラミングを学ぶだけでなく、豊かな創造性を育み、イノベーターとして羽ばたくことを支援することがゴールだそうです。
創造性を育むための大切な4つのP(Projects, Peers, Passion, Play)を基盤としています。
では、なぜ、創造性が大切なのか。
私も含め、世界中のほとんどの学校の教師は、知識やスキルを教え、テストによって成果を測っています。
しかし、よく考えてみると、現代のAIロボットやコンピュータは、既存の知識やスキルを覚えることに対して完璧なまでに得意です。
こちらの記事も参考になります:
現在の小学生の約3分の2が、今はまだない職業に就くと予測されています。
この急激に変化する今、「人間にしかできない」ことを考え、創造的に行動する能力が必要になるでしょう。
Scratchのゴールは、創造的思考力のアップ
Scratchは、タイピングをせずとも、ブロックを組み合わせて、アルゴリズムを簡単に学ぶことができます。
しかし、Scratchはプログラミングのアルゴリズムやスキルを学ぶだけでなく、豊かな創造性を育み、イノベーターとして羽ばたくことを支援することがゴールだそうです。
創造的な活動はクリエイティブ・ラーニング・スパイラル(発想→創作→遊び→共有→振り返り→発想・・・)といい、誰しもが自然に何度もやっていることです。
これらの創造的な活動を支援するのがScratchの基盤です。
創造性を育てる4つのP
上記の創造的な活動を実現するためには、4つのPが大切だとのことです。
プロジェクト(Projects):メインとなる制作活動
情熱(Passion):時間を忘れて熱心に取り組める
仲間(Peers):オンラインコミュニティに発信し、意見を取り込める
遊び(Play):実験、経験、体験
Scratchは、創造性を育むために大切な4つのPを土台としている教材です。この4つのP、急激な変化の中を生きる私たちオトナにも大切なことです。
Scratchに触れると自然とこの4つのPを得られ、創造性を育むスパイラルに入り込んでしまいます。実際、私もそのひとりです。
私自身もScratchで自分の好きなことや情熱が注げることをアウトプットしています。
ご興味がある方はこちらのYoutube番組や講座・ワークショップのご案内をご覧ください。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。音声は詳しく説明しているので、ぜひ音声もお聞きください。
参考図書:ライフロング・キンダーガーテン 創造的思考力を育む4つの原則
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?