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友人とディズニーに行くと必ず僕は泣きそうになる

どうも、ふじくんです

僕はよく友人とディズニーパークに行きます
そんな話をしたいなと

メンバーは僕含めて4人
中学の同級生
通称はブサイカーズ
どこにでもいる、くだらない話が大好きな男子の集まりです
男子高校生のくだらないあの雰囲気が伝わったら嬉しいな
今回は直近で行ったのはディズニーシーなのでその時の話


ちょっとメンバー紹介しときます

Aはブサイカーズのリーダー的存在
僕の親友で悩みにいち早く気づいてくれる
Bは部活が一緒だった、のほほんとしたやつ
中学の頃は似たような境遇にいたので共感ポイントがすごく多い
Cはボケ担当だけどよくスベる
そのボケを僕とAで拾う
雑学の知識量が豊富で話してて楽しい


とりあえずみんな優しい
居心地が最高に良いのだ
当たり前だけど、定期的にディズニー行くくらいの仲だからみんな互いに心を許してる


僕らがディズニーに行く時は大体始発の電車に乗る
駅前に集合すると、大体みんな深夜テンション
早朝も早朝
下手したらオールナイトニッポン0終わるくらいの時間に集合したりするくらいにはバカの集まり
各々コンビニで朝食を買って、電車で舞浜を目指す
電車の中では大体野球の話をする
AとCは野球部じゃなかったけど、プロ野球が好きだから共通の話題の1つ
みんなの贔屓チームの愚痴を言いあってると気づけば舞浜
ほんとこのメンバーといるとあっという間に時間が過ぎる

舞浜からディズニーシーまではそこそこ距離がある
もちろん早朝だとモノレールはやってないので、歩いてゲートまで向かう
その途中で必ずBの話題になる
Bはあくびする時、口をデカく開くからカバって呼ばれてる
Cが「あれ、Bは今日バイトは?ジャングルクルーズ行かないでいいの?」とボケる
傍から見たらくだらないボケも、いつものメンバーだととにかくウケる
そんな話をするだけで気づけばゲートに到着しているのだ


手荷物検査を終えてゲートに並ぶと、僕が持ってきたレジャーシートの上に座ってコンビニで買った朝飯を食べる
前回はいつになく混雑してたなぁ
コインロッカーに荷物を預けたり、トイレに行ったりしつつ今日のプランを話し合う
深夜テンションも抜けきれてないから、Cが「アトラクション、シンドバッドだけな」とか訳の分からないことを言う
まだ始まってないのに、メンバー全員の楽しいゲージがMAXなのが分かる
開園の8時まで大体2時間半くらいあるのに気づけばもうすぐでオープン

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Aが練ってくれたコースを僕が手直ししてパークを回る
食べ歩きメインなのに沢山アトラクションを乗れるように設定してある欲張りコースだ
いつもAの牽引力には驚かされる
行動力の高さとコミュニケーション能力の高さが僕らがAを好きになる理由の1つ
無駄なく楽しむのがブサイカーズ流なのだ(ドヤ顔)


アトラクション数個乗ると10時過ぎくらいになる
フードショップが開くので、食べ歩きのスタート
シーに行くと必ずギョウザドッグで食べ歩きを始める
あれほんと美味しいよね
ワゴンからノーチラスギャレーに販売場所が移ったおかげで以前より格段に早く買えるようになった
2人組を作って、ジャン負けがもう片方に奢るのが定番
アツアツのギョウザドッグを片手に握り、またパークを散策する
直近で行った時は僕とB、AとCのペアになってAとCが奢った
次のアトラクションに向かう間は大体負けた2人の愚痴になる
とにかく楽しい
気づけば午前中も終わる

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昼飯を食べた後に最初に取ったファストパスの時間になることが多い
ファストパスを使ってアトラクションに乗り終えると、深夜テンションのエネルギーが尽きてみんな眠くなる
まじで馬鹿だ(自分含め)
こうなると決まってロストリバーデルタのユカタンベースキャンプグリルに行く
チョリソーを頼んでみんなで摘む
そしたら仮眠タイム
AとBは爆睡
Cと僕は中々寝付けないので、チョリソーの残りとポテトを食べる
大体15分すると寝てた2人は起きる
テンションもMAXまで回復する
まったく厄介な体質だ
それが楽しいんだけどね


夕方過ぎるとファストパスも使い切り、お目当ての食べ物も大体食べ終え足を休めにシンドバッドストーリーブックヴォヤッジに乗る
ブサイカーズはチャンドゥとコンパスオブユアハートが大好きなのですごい時は3連続で乗る

人生は冒険だ 地図はないけれど
宝物探そう
信じてコンパスオブユアハート

僕はこの歌詞がたまらなく好き
ありがとうアランメンケン
バナナの匂いがする所、良いよね(伝われ)


足と心を癒したら、すぐ側のジャスミンのフライングカーペットに乗る
このアトラクションは自分で高さや前後の傾きを調整出来るのだが、大体僕が上下レバー担当になる
そこでやるのが擬似タワテラ
上手く同じタイミングで上下にレバーを動かすと浮遊感を得られる
みんなに「やめろやめろ」とか「酔うって〜」とか文句言われながらするイタズラは楽しい
終わる時はレバーが効かなくなり、限度の高さまで全ライドが上がる
その時、反射して見える夕焼けが綺麗なのだ
ライドから降りるとみんなから滅多打ちにされる
やられる側もまた楽しい


夕食を食べると大体ポートディスカバリーに向かう
シーライダーは夜になると運良く空くことが多いのでそれ狙いで向うのだ
シーライダーに乗った後、エレクトリックレールウェイを使ってアメリカンウォーターフロントへ向かう
シメはいつもタートルトークなのだ
毎回、1番最後の回
目立つようにプレショーの時から被り物したり大きなリアクションを取る
一周まわって深夜テンション
もう何やっても楽しい
タートルトークが終わると、閉園時間
誰が1番クラッシュのモノマネが上手いか話ながらゲートを目指す


アクアスフィアが見えると「あぁ、もう帰らなきゃ行けないのか」と寂しくなる
僕はわざと3人より1歩後ろを歩いく
Aが「おじゃましました〜」とお決まりのセリフを言いながらゲートを押す
僕が最後にパークを出る
本当にあっという間だ

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帰りも歩いて駅に向かう
僕は「ごめん靴紐解けた〜。先、歩いといて!」と嘘をついて靴紐を結び直すフリをする
実の所は、涙を堪えているだけ
3人の背中を見るだけで色々と思い出すのだ
今日のことはもちろん、中学時代のことも
でもグッと堪える
小走りで追いかけ、3人の背中を叩く
割と強めに


僕はこのメンバーが大好きなのだ
くだらないことが楽しいと思えるこの4人で過ごせて幸せなのだ
恥ずかしいから涙を見せずに背中を叩く



年末にまたディズニーに行く約束をしている
次はランドだ
早くカルツォーネが食べたいね


懐かしい背中を追いかけるのも案外悪くないかもしれない
馬鹿できるのはきっと今のうちだけだから
次こそは泣かないで帰ってみせる
多分、泣くけどね


愛せるバカに出会えて良かった


終、

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