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noteで段取りや役割を伝えたいときは、シーケンス図が便利!【AIで誰でも簡単】

みなさん、noteに「シーケンス図」を表示する機能があるのをご存知ですか?この機能を使うと、あなたのブログがグッと魅力的になります!複雑な説明も図で簡単に表現でき、読者の理解も深まります。しかも、AIを使えば誰でも簡単にシーケンス図が作れちゃうんです。

これから、シーケンス図の魅力と、AIを使った簡単な作り方をご紹介します。この記事を読めば、あなたのnote記事が一気にプロフェッショナルになること間違いなしです!


シーケンス図って何?

シーケンス図は、物事の流れや人々の役割を順番に示した図です。複雑な段取りや、誰が何をするのかを分かりやすく表現できます。

もともとは、システムの概要・仕様・処理などを説明するシステム開発の設計書として使用されていました。しかし、その汎用性の高さから、現在では日常生活や様々な業務シーンでも活用され、多くの場面で役立つツールとなっています。

簡単なシーケンス図の例

シーケンス図がどのようなものか、具体的にイメージしていただくために、簡単な例を見てみましょう。これは、コーヒーショップでの注文の流れを表したシーケンス図です。

```mermaid
sequenceDiagram
    participant お客様
    participant 店員
    participant バリスタ

    お客様->>店員: コーヒーを注文
    店員->>バリスタ: 注文を伝える
    バリスタ->>バリスタ: コーヒーを入れる
    バリスタ->>店員: コーヒーを渡す
    店員->>お客様: コーヒーを提供
    お客様->>店員: 代金を支払う
```

このように、縦軸に時系列、横軸に人や物が書かれ、それぞれの役割や関係性がわかりやすく伝えられるのがシーケンス図のメリットです。

こんな時に便利!身近な使用例

他にも様々な使い方の例を見ていきましょう。

1. イベント企画の段取りを共有

準備から当日の流れまで、誰が何をするかを時系列で表現できます。

```mermaid
sequenceDiagram
    participant 企画者
    participant 広報担当
    participant 会場担当
    participant 参加者

    企画者->>企画者: イベント概要を決定
    企画者->>会場担当: 会場の手配を依頼
    会場担当->>企画者: 会場確保の報告
    企画者->>広報担当: 告知内容を提供
    広報担当->>広報担当: 告知材料を作成
    広報担当->>参加者: イベント告知
    参加者->>広報担当: 参加申し込み
    広報担当->>企画者: 参加者リスト共有
    企画者->>会場担当: 最終参加人数を連絡
    会場担当->>会場担当: 会場のセッティング
    企画者->>参加者: イベント当日の案内
    参加者->>企画者: イベント参加
    企画者->>参加者: アンケート依頼
    参加者->>企画者: アンケート回答
    企画者->>企画者: イベント総括
```

この図を見ると、イベント企画の全体の流れが分かりやすく表現されていますね。主な特徴は以下の通りです:

  1. 参加者(関係者): 企画者、広報担当、会場担当、参加者の4者が関わっています。

  2. 時系列: 上から下に時間が流れ、イベントの準備から実施、事後対応までの流れが見えます。

  3. 役割分担: 誰が何をするのか、矢印の方向で明確に示されています。

  4. 相互作用: 参加者間のやり取りが可視化され、コミュニケーションの流れが分かります。

このようなシーケンス図があれば、イベントの企画者はもちろん、関係者全員が全体の流れを把握しやすくなります。また、抜け漏れのチェックや、効率化のためのプロセス見直しにも役立ちます。

noteでこのようなシーケンス図を使えば、イベント企画の記事がより分かりやすく、読者の関心を引くものになるでしょう。実際のイベント告知や報告にも活用できますね。

2. 料理レシピの手順を図解

材料と調理器具のやりとりを順番に図示し、分かりやすいレシピに!

```mermaid
sequenceDiagram
    participant 調理者
    participant フライパン
    participant 鍋
    participant 材料

    調理者->>フライパン: 油を熱する
    調理者->>材料: 玉ねぎをみじん切り
    調理者->>フライパン: 玉ねぎを炒める
    調理者->>材料: 肉を一口大に切る
    調理者->>フライパン: 肉を炒める
    調理者->>材料: 野菜を切る
    調理者->>鍋: 炒めた具材を移す
    調理者->>鍋: 水を加える
    調理者->>鍋: 野菜を加える
    調理者->>鍋: ルーを溶かし入れる
    調理者->>鍋: 煮込む
```

この図の特徴は以下の通りです:

  1. 参加者: 調理者、フライパン、鍋、材料という、調理に関わる要素を擬人化しています。

  2. 時系列: 上から下に時間が流れ、調理の順序が明確です。

  3. 道具の使い分け: フライパンから鍋への移行など、調理器具の使用順序が分かります。

  4. 並行作業: 最後のご飯の用意と盛り付けが同時進行であることが示されています。

このようなシーケンス図を使うと、複雑な料理手順も視覚的に理解しやすくなります。noteでレシピを共有する際に活用すれば、読者にとって分かりやすく、実践しやすいコンテンツになるでしょう。

3. チームプロジェクトの役割分担

メンバー間のタスクの受渡しや、作業の流れを一目で理解できます。

```mermaid
sequenceDiagram
    participant クライアント
    participant プロジェクトマネージャー
    participant デザイナー
    participant 開発者
    participant テスター

    クライアント->>プロジェクトマネージャー: 要件を伝える
    プロジェクトマネージャー->>プロジェクトマネージャー: プロジェクト計画を立てる
    プロジェクトマネージャー->>デザイナー: デザイン依頼
    デザイナー->>プロジェクトマネージャー: デザイン案提出
    プロジェクトマネージャー->>クライアント: デザイン案確認依頼
    クライアント->>プロジェクトマネージャー: デザイン承認
    プロジェクトマネージャー->>開発者: 開発依頼
    開発者->>開発者: コーディング
    開発者->>テスター: テスト依頼
    テスター->>開発者: バグ報告
    開発者->>開発者: バグ修正
    テスター->>プロジェクトマネージャー: テスト完了報告
    プロジェクトマネージャー->>クライアント: 最終確認依頼
    クライアント->>プロジェクトマネージャー: 承認
    プロジェクトマネージャー->>開発者: サイト公開指示
    開発者->>開発者: サイト公開
    プロジェクトマネージャー->>クライアント: プロジェクト完了報告
```

この図の特徴は以下の通りです:

  1. 多様な参加者: クライアントから各専門家まで、プロジェクトに関わる全ての人が表現されています。

  2. 複雑な相互作用: 参加者間の頻繁なやり取りが可視化されています。

  3. フィードバックループ: デザイン承認やバグ修正など、プロジェクトの反復的な性質が表現されています。

  4. マイルストーン: デザイン承認、テスト完了、最終承認などの重要なポイントが明確です。

このようなシーケンス図を使うことで、複雑なプロジェクトの流れや各メンバーの役割が一目で理解できます。noteでプロジェクト管理や業務改善に関する記事を書く際に活用すれば、読者に実践的なイメージを与えることができるでしょう。

AIを使って簡単にシーケンス図を作ろう!

シーケンス図を自分で1から作るのは大変…そう思った方も大丈夫!最新のAIチャットボット(ChatGPT、Claude、Geminiなど)を使えば、簡単にシーケンス図が作れちゃいます。

AIチャットボットの使い方

① AIチャットボットを開く
② 以下のプロンプトを入力する:

ユーザーにシーケンス図の作図を依頼されたときは、mermaid記法を用いること。
ただし、ユーザーはnoteにコードを貼り付けることを前提としていることを理解し、コピペで完結する状態を生成すること。
noteでMermaidを表示させるルールは、「```mermaid」を頭に追記し、コードの語尾に「```」を追加する必要がある。
そのため、AIの出力ではコードブロックの中にコードブロックを作る必要があることを理解し生成すること。

③ AIと会話のやりとりをしながら、作りたいシーケンス図の内容を伝える
③ AIが生成したMermaid記法のコードをコピーする
④ noteの記事に貼り付ける

```mermaid
sequenceDiagram
    participant ユーザー
    participant AIチャットボット
    participant ノート

    ユーザー->>AIチャットボット: AIチャットボットを開く
    ユーザー->>AIチャットボット: プロンプトを入力
    loop 内容の詳細化
        ユーザー->>AIチャットボット: 作りたい図の内容を伝える
        AIチャットボット->>ユーザー: 質問や提案
    end
    AIチャットボット->>ユーザー: Mermaid記法のコードを生成
    ユーザー->>ユーザー: コードをコピー
    ユーザー->>ノート: コードを記事に貼り付け
    ノート-->>ユーザー: シーケンス図を表示
```

これだけで、素敵なシーケンス図が完成です!

注意!noteでは、noteが使えない!?

実は、上のシーケンス図では「note」ではなく「ノート」と記載されているのにお気づきでしょうか。mermaid記法では、noteという名前が他の命令に使われているため、この言葉は使えません。プラットフォームなどによっては「'(シングルクォーテーション)」や「"(ダブルクォーテーション)」で表示できる場合もありますが、このnoteのプラットフォームではエラーになるため注意が必要です。
詳しく知りたい人はmermaid記法について調べてみてください。

実際にやってみよう!

例えば、「朝の準備の流れ」を図にしたいとします。先ほどのプロンプトを入力した後、AIチャットボットに以下のように伝えてみましょう。

以下の内容のシーケンス図を作成してください。
家族の朝の準備の流れを表したいです。登場人物は母、父、子供です。
母が6時に起きて朝食の準備を始める
6時30分に父と子供が起きる
父がシャワーを浴びている間に、母が子供の着替えを手伝う
7時に家族全員で朝食を食べる
食後、母が弁当を作り、父が食器を洗う
7時30分に父が出勤し、母と子供が家を出る

すると、AIはこんな感じのコードを生成してくれます:

このコードをコピーして、noteの下書きに貼り付けてから閉じると、このように図が表示されています。

```mermaid
sequenceDiagram
    participant 母
    participant 父
    participant 子供

    母->>母: 6:00 起床、朝食準備
    父->>父: 6:30 起床
    子供->>子供: 6:30 起床
    父->>父: シャワー
    母->>子供: 着替えを手伝う
    母->>父: 7:00 朝食
    父->>母: 7:00 朝食
    母->>子供: 7:00 朝食
    母->>母: 弁当作り
    父->>父: 食器洗い
    父->>父: 7:30 出勤
    母->>母: 7:30 家を出る
    子供->>子供: 7:30 家を出る
```

まとめ:noteでシーケンス図を使って、あなたの記事を輝かせよう!

シーケンス図は、複雑な情報を分かりやすく伝える強力なツールです。AIの助けを借りれば、誰でも簡単に作成できます。

noteの記事に取り入れることで:

  • 読者の興味を引く

  • 記事の価値を高める

  • 様々な題材に対応できる

また、mermaid記法はnote以外のプラットフォームでも使用可能です。業務マニュアルやプロジェクト計画など、ビジネスシーンでの活用もおすすめです。

ぜひ次の記事でシーケンス図を試してみてください。あなたの表現力が大きく広がるはずです!
さあ、新しい表現ツールを手に入れたあなたの、次の素晴らしい記事を楽しみにしています。がんばってください!


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